目次
1 起業
2 会計の罠に注意せよ
3 税金を甘く考えてはいけない
4 身の丈を忘れるな
5 失敗から学べ
6 成功をもたらす法則
7 現金を生み出す仕組みをつくれ
著者等紹介
林總[ハヤシアツム]
1951年生まれ。公認会計士、LEC東京リーガルマインド大学会計学院教授、経営コンサルタント。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
19
40年以来の高校同窓会を舞台に起業した元クラスメイト同士で経営の成功の法則とはなんぞやについて物語形式で語られる一冊。餃子シリーズと重複はありますが、こちらの方が各々の人生波瀾、自分の甘さからくる失敗など触れてます。2015/06/07
手押し戦車
7
現金は手で掴めるけど利益はゴムの様に伸び縮みする、この部分で会計の罠に落ちる。経営は現金を無駄なく使い現金を絶え間なく増やしていくこと。川の流れは絶えず、元の水は無くなり、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまるためしなし。会社のお金と在庫と売掛金も、またかくの如し。売上と費用が因果関係にあると費用をかければ利益増える。実際は費用の8割は利益に貢献していない事が多い。収益と費用が対応してると思い込んでると商売が立ち行かない。利益は現金と結び付かないのは、ただの架空の数字になる。2014/12/19
Humbaba
2
会社というものは,そう簡単に潰れるものではない.たとえ赤字であってもお金さえ回っていれば潰れることはない.いくら利益を出すことができたとしても,キャッシュフローがうまくいかなければ会社としてやってはいけなくなってしまう.2010/10/30
ほけっち@マルポテ
1
起業しても、継続できないビジネスの「罠」について。対談形式だけど、仕事に大きく関わっていて、よく分かる内容ではあった。 ◆B/S.P/L、とりわけ利益に目が行きがち→実際には、現金・資金繰りがクリアされていることが大切。 ◆固定費は、起業当初抑え、運転資金を捻出していけるようにする。 ◆20:80の法則→収益と費用の関係を理解する。 ◎損益分岐点はどこか、認識していけるようにしておく。 ◎税金と、現金については、よく頭に入れておく。など2020/04/03
逍遥遊
1
著者の本は、どれも軽くて読みやすいです。本当に勉強するには足りませんが、仕事で疲れた頭を癒してくれるには最適でしょう。でも、書かれている内容は当たり前のことなんですけど、こんなことも分からずに起業する人って本当にいるんでしょうか?2014/10/16