他がままに生かされて

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他がままに生かされて

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046050878
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「きっと、弱い自分を認められるはず」
弱さを強さに変える。毎日を必死に生きる人々にエールを。

ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESで、作品の作詞作曲を手掛けるフロントマン、山中拓也。
彼が紡ぐ、人間の本質を表す言葉は、なぜ多くの若者を虜にするのか。そして、いかに生み出されるのか。
生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術、友人の死etc.
そこには数多の挫折や失敗があり、周りにはいつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在があった。
山中拓也は、これまでもこれからも、他に生かされて我がままに生きていく。

そんな彼の半生や人生観。過去と未来のこと。今の時代に伝えたいことを綴ったエッセイ。
故郷・奈良の思い出の地巡り、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録する。
2021年に30歳という節目を迎える、人間・山中拓也のすべてをさらけ出した一冊。

山中拓也の吐く言葉は、何よりも弱くて強い。



【出版社からのコメント】山中さんは多くを語りません。ただ、発する言葉選びは丁寧で重く、心を打ちます。初めて生のライブを見た時は、その迫力に、音に殴られるような感覚を覚えました。ああ、この音と言葉が組み合わさり、多くの人々を虜にしているのだ、と腑に落ちました。純粋に言葉だけを紡いでもらったら、どれだけ純度の高いものが生まれるだろう?言葉を生業にする者として圧倒的な好奇心を抱き、出版をお願いせずにはいられませんでした。

内容説明

家族や社会、生死、音楽、これまでとこれからのこと…人間・山中拓也のすべてをさらけ出したフォトエッセイ。故郷・奈良の思い出の地、ドイツや国内の旅などで撮り下ろした写真も収録。

目次

第1章 汚れた感情の向こう側(断髪式;兄を追う ほか)
第2章 絆の音色(1stインプレッション;助走 ほか)
第3章 他者という名のフィルター(内面と向き合う;871 ほか)
第4章 未来をつくる輪廻(上手くやろうは心の荒みへ;夢遊 ほか)

著者等紹介

山中拓也[ヤマナカタクヤ]
1991年、奈良県出身。ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESのヴォーカル&ギターで、楽曲の作詞作曲を担当。音楽をはじめ、人間の本質を表すメッセージ性の強い言葉が多くの若者に支持されている。17年には初の武道館ライブ、18年に全国アリーナツアーを成功におさめ、19年の初主催野外イベント「PARASITE DEJAVU」では2日で約4万人を動員。20年4月に発売した最新アルバム『SUCK MY WORLD』は週間オリコンチャートで1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

69
2015年からオーラルのライブを度々見に行っている。メンバーについても(京都大学、神戸大学、高学歴)温かい言葉がたくさん。パラデジャでアルカラからもらった言葉にもウルっときた。あの空気を生で楽しんだのでわかる。最高だった。共同生活のことも興味深い。ポリープについても「エイミー」で号泣したことをよく覚えている。山中拓也さんは人を惹きつける魅力をたくさん持ってる。強い人だと思っていたが、ヴォーカリストとしての不安や悩み自分に対するコンプレックスなどに苦しんでいたことを知る。これからの活躍にも期待している。2021/04/18

36
「人に絶望し、救われ、紡いでいく言葉」 僕の好きなアーティストのうちの一つである、THE ORAL CIGARETTESというバンドのボーカル、山中拓也がこれまでの人生を赤裸々に語った本になっている。 このバンドは、人間の闇に寄り添い光を照らす作品を創っている印象がある。 その光に自分も幾度となく救われたことがある。 そんな作品を創る彼の人生や考え方は興味深いものだった。 人に生かされ、自分のままに生きていく。 この本が、今の自分や未来の自分にとって、いい出会いになっていればいいと思う。2021/03/03

Kazuki

16
「山中拓也さんも不器用すぎるほど人間でした。」 人間は間違えるし、意見だって矛盾する。 過去はこう思ってたけど、今は違うなんてこともある。 でも、そうやって変化していくことが成長であり、人間性を磨くってことだと思った。 「人にかけた言葉で自分が救われることもある気がする。」これすごい分かるなぁ。 だから僕たちは〝言葉を吐く〟 ある意味では自分を救うために。 2022/01/14

りりるら

10
ダビンチの連載記事で気になったので借りてみた。予約待ちに歌詞を検索「朝目覚めて息を吸い込んだ 終わることを少し望んでた」(Slowly but surely I go onより)聴いてみると切ない声に惹かれた。ファンでなくても…彼の言葉は響く。傷つき もがきながら生きるボーカリスト山中はカッコいい。 追記 「僕は(メンバーの中で)ルフィだ」には異議を唱えたい。同曲の歌詞に「仲間や恋人の話にも笑って応えれたかな」とある。ルフィは、そんな優しい気遣いはしないよ、と☺️毎朝リピートして聴いてて、そんな風に感じた2021/06/06

ぷてらん

5
私の愛して止まないロックバンドTHE ORAL CIGARETTESのボーカル、山中拓也さんの初著書。彼の半生と今、未来の事が赤裸々に綴られている。迷って悩んで苦しんできた彼の言葉は、オーラルの歌詞と同じように痛い程心に刺さります。私もひねくれた面倒臭い人間だから尚更。誰一人置いていかないと、光でありたいと言ってくれる彼とオーラルに私は今までもこれからも救われ続けるから、だから来世でも逢いたい。またステージの眩しい光の中で会える日を心待ちにしています。2021/04/10

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