ＭＢＡの経営戦略が１０時間でざっと学べる

菅野 寛【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046047502
• NDC分類 336.1
• Cコード C0033

出版社内容情報

MBA必修科目の「基礎知識」である経営戦略の2大テーマ「事業戦略」と「全社戦略」を中心に、「ビジネスに使える」内容が盛り込まれた、MBAの経営戦略が10時間でざっと学べる1冊。
「企業実例」や「ビジネスの現場での活用方法」をふんだんに取り入れているため、より実践的で理解しやすいこと請け合いです！
経営戦略について、これから知識を習得したい方、基礎的な内容から学びたい方はもちろん、戦略策定ポジションに就きたいと考えている方にもオススメします。
MBA国内No.1を誇る早稲田ビジネススクールの授業を本書で体感してください！

内容説明

早稲田大学ビジネススクールの講義を１冊に凝縮！第一線コンサルタントが「使える戦略」を伝授。

目次

１　経営戦略とは何か
２　戦略的思考
３　戦略のタイプ
４　環境分析
５　事業戦略
６　コーポレート戦略
７　戦略の実行
８　「知」と「イノベーション」
９　「ＤＸ」と「パラダイムシフト」

著者等紹介

菅野寛［カンノヒロシ］
早稲田大学大学院経営管理研究科（早稲田大学ビジネススクール）教授。東京工業大学工学部卒。同大学院修士課程修了。（株）日建設計に勤務後、米国カーネギーメロン大学にて経営工学修士取得。その後、ボストンコンサルティンググループ（ＢＣＧ）にて十数年間、日本およびグローバル企業に対してさまざまなコンサルティング・サービスを提供。ＢＣＧテクノロジー、メディアおよびテレコミュニケーション専門部会のアジア／パシフィック地区リーダーを経て、２００８年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。２０１６年より現職。２０１８年より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター所長。数社の社外取締役、社外監査役を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アルカリオン]

p252 フレームワークは、①網羅的な「チェックリスト」ではない。場合によっては重要な何かが漏れている可能性がある　②いつも成り立つ「法則」ではない。「〇〇の場合には△△であることが多い」と言っているだけ。「〇〇の場合」に当てはまっているのかどうかの確認は必須　③あくまで「代表的な」視点を提供しているだけである。どのような視点が重要なのかはケースバイケースで異なる。

2022/05/21

[アルカリオン]

期待していなかったが（あるいは期待していなかったからこそ？）なかなか良かった。この手の本は類書の切り貼りになっていて「自分で理解せずに書いている」場合が少なくないが、本書はそうではない。著者が理解した上でかみ砕いていることがわかる（面と向かってこう言ったとしたらむしろ失礼になってしまうが、一応褒めている）▼ 「３C」や「ファイブフォース」等のフレームワークは、検討のための手段であり、穴埋めして完成させるだけでは何の意味もないと繰り返している点が好印象。

2022/05/03

[井川浩]

経営戦略がどういうものかを体系的につかむにはとても役立ちます！フレームワークに使われることなかれ！は良い教訓です。

2021/02/22

[Go Extreme]

５つのキーワード　起業インフラ→破壊的変化　戦略の道具＜頭の使い方　目的≠手段　差別化＝経営戦略の根幹　常識・前提を疑う→差別化　集中→捨てる　戦略との一貫性　因果関係　根本原因　トレードオフ→捨てるもの　要素分解　論点→仮説→検証　論理的思考・インサイト思考　事前の計画・事後の創発　４つの戦略観　戦略観の進化　エコシステム戦略　戦略とオペレーション　整理・分析≠目的　メガトレンド→自分事化　事業成長ステージ　製品進化　手段をミックス→顧客に価値　コーポレート戦略　探索と深化　DXとパラダイムシフト

2020/12/22

[sho]

フレームワークやロジカルシンキングなどが見開きで解説されている。知っているフレームワークでも、よくよく読むと深い記述や新しい発見もあったほか、見やすい体裁になっているのでとっつきやすく、あらゆるレベルの人がさらっと読むのにちょうどよいと思われる。

2022/05/07