内容説明
「数学がとにかく好き」「数学に興味がある」「数学を共有したい」「数学で繋がりたい」そんな人達のための、そんな人達による至極のプレゼン集！！！人気イベント、初の書籍化！
目次
αの章（恋の交換法則；書を捨てよ、街に出よ、素数を集めよ。そして素数と戯れよう！；最大公約数的なお悩み解決；結婚の達人が読み解く、結婚にまつわる方程式；救ってくれたのは、数学だった；小説と数学）
βの章（『原論』にみる数学の解釈問題；「行けたら行く」の論理構造―あの子はなぜ来ないのか；ファッションと数学って？；ふかい？そうかい？ふかいのさんすう―新しい記数法を考えてみた；「まろやか巨大数」―グラハム数を超えた世界；数学の多様な楽しみ方―大好きなゼータ関数と親しみたい；いかに問はば、届かむや）
γの章（置換行列の美しい物語；演繹という幻想―数学をする力学系・ラマヌジャンマシーン；クロネッカーの青春の夢；揺れる２人の心―対人関係の数理モデル；時間・空間・ブラックホール―一般相対性理論の核心へ）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taku
13
ロマンティックあげるよーと数学が近寄ってきても、ロマンティックが止まらないを数学でやりたいわけじゃない。ただ、もっと理解できるようになりたい。美と深遠を感じていたい。解らなくたって面白い、解ればもっと面白い。作家の二宮敦人さんが、小説＝数学を導き出している。俺の感想だって数学だ。証明には文字数が足りない。美しい公式や定理のようにシルプルでエレガントなレビューを。本世界の真理に近づき自分の最適解を表現しよう。とはいえ、数学も言葉も積み重ねては迷い路な自分のせつなさはfu止まらない。2021/11/01
だいご
4
もともとは「ロマンティック数学ナイト」というイベントが、書籍化されているらしい。αの章、βの章、γの章の三章構成で、γの章はガチ数学なのでほとんどわからない。でもわからないからこそ数学をやりたくなってくる。素数大富豪は初めて知ったけど、盛り上がれるメンバーでやってみたい。2021/09/11
向山 彰彦
4
数学をネタにした、何かの例え話など。アニメ好きが何かの現象をアニメに何かに例えるようなものか。数学そのものの魅力をよく知らない人に伝える感じではない。元々数学好きが、その捉え方やアナロジーを楽しむ類かなと。2020/11/01
せり鍋
2
数学好きにも関わらず、本に出てくる定理とかさっぱり分からなくて悔しい…やはり文系で数２Bまでしかやってなかったの勿体ない気がしてきたこんな人類の叡智の最先端、楽しんでみたい2022/08/22
寝子
2
一番ロマンティックだと思ったのは『演繹という幻想』、式と正解だけ気の遠くなるほど学習させた似非計算機は傍から見たら演繹しているようだけどその実超絶帰納マシーンですよというお話。一般知能を持ったように見える人工知能が出で来るかもと想像すると非常にロマンティック。2021/01/09
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