リビング・シフト―面白法人カヤックが考える未来

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リビング・シフト―面白法人カヤックが考える未来

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046046253
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

どこでも働ける時代が到来し、クリエイターを草分けに地域に移住する人が増え、若者たちはあえて東京を離れて地域でビジネスに挑戦する人が増えています。長期的に続いた「東京一極集中」から、徐々に「東京も選択肢のうちの一つ」の時代へ。それは、これまでの価値観をガラッと変えるパラダイム・シフトであり、まだまだ眠っている地域の可能性を呼び起こし、日本全国が輝き出すであろう「リビング・シフト」時代の到来とも言えます。そんな中、長年、本社を鎌倉に置いてきた面白法人カヤックは、その先駆け的な存在であり、働き方やビジネスモデルにおいても独自の思想が宿っています。なぜ、東京を離れるとクリエイティブが生まれるのか? 合理的に考えても答えが出てこない今という時代ならではの働き方・生き方論を展開します。『ニュータイプの時代』著者&葉山在住の山口周氏との対談も収録。

内容説明

なぜ東京から地域への移住が流行るのか?旅するように働いて生産性は上がるのか?今、コミュニティが注目される理由とは?鎌倉の大人気企業CEOが語る、地方創生から学んだ新世代の生き方論。

目次

1 東京vs地域 地方人気はなぜ生まれたのか
2 移住2.0 多角化する地域と人の関係
3 リビング・シフトが変える「働き方」
4 やっぱり「コミュニティ」は必要だった
5 リビング・シフトを知れば未来の経済がわかる
6 資本主義に代わるモノサシは地域にあった
対談 山口周×柳澤大輔―「未来のあたりまえ」を先取りする地域移住

著者等紹介

柳澤大輔[ヤナサワダイスケ]
1974年香港生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。鎌倉に本社を構え、鎌倉からオリジナリティのあるコンテンツをWebサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場に発信する。100以上のクリエイティブディレクターをつとめる傍ら、Web広告賞で審査員をつとめ、ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)を発信し、「面白法人」というキャッチコピーの名のもと新しい会社のスタイルに挑戦中。2015年株式会社TOWの社外取締役、2016年クックパッド株式会社の社外取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅんぺい

4
センターを外す。都心から離れたところに住むディスアドバンテージがなくなった今だからこそ、通勤時間などの制約ではなく、好きな地域でその文化、コミュニティに触れ合う。その時間こそがこれから価値を生んでいく時代になる。我々は住むところを決めるところから人生を設計する。ライフスタイルを問われている現在、考えさせられる本であった。2020/05/04

gotomegu

4
今回のコロナ騒動を予言していたかのような、タイムリーな一冊。働く場所は、都心じゃなくてもいいんじゃない?地域で働く=関係を作ること。関係を密にする地域通貨の未来。みんなが一箇所に集中して働かなくてもいい。満員電車に乗らずに通勤時間をかけなくても働ける環境になってきた。3軒の知り合いがいると移住しやすい、という話が具体的で参考になる。今すでに、いくつかの拠点があるけれど、どこに住みたいかと考えると、やっぱり「人」なんだよね。加えて、土地の文化や歴史がある街だと、そこに住む意味を見つけやすいかな。2020/04/10

さたん・さたーん・さーたん

2
労働の常識を覆すビジネスマンが地方の可能性を説く新時代論。地方ではいかに住民を「自分ごと」として巻き込むかが改革のスピード・効率・密度・強度を左右するが、それがうまくできないためにただ都会の真似事や実用性を伴わない都市計画でフラストレーションを重ねていく地方都市は多いことだろう。こうした風穴を開けるような人が、賛同できる人が、増えていけば未来はもっと楽しくなるだろうか。かつての夢物語を本気で実現させていく一方で、変化していくことを受け入れる柔軟さを広めていくことは課題かもしれない。2023/03/06

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/06/27

桜餅

2
地方創生というよりは、価値観の多様性の話だと思われる。人間は社会的な生き物なので、結局はコミュニティに属することが幸福に寄与する。そのコミュニティに同じ価値観の人が多いと幸福を感じやすいので、結果としては、同じ価値観を持つ人が集まっている土地で、そのコミュニティに属して暮らすことが幸せに繋がる。そう考えると、地方創生は「誰にとっても良い場所」を目指すのではなく、「特定の価値観を持った人にとって良い場所」を目指すのが良い気がする。その土地の文化の良いところを抽出し、それに共感できる人が集まるというのが良い。2021/01/22

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