出版社内容情報
マーケティングに正解はなくても、客観的な視点を取り込むことで成功の確率は高められる。この本を読めば、コンサルティング会社やリサーチ会社に分析を依頼するときも、どのような分析や手法を依頼すべきか、それらが正しく使われているのか、結果の解釈は妥当かなどの判断ができるようになる。経験や勘に頼らないデータの生かし方が身に付きます。東大はもとより、アメリカやヨーロッパのMBAコースで学ぶマーケティングの戦略の立て方や分析術を文庫で学ぼう!
内容説明
「売上ナンバーワン」という広告には、潜在顧客への訴求効果に加え、すでに購入した顧客に「正しい選択をした」満足感を与える効果がある(消費者行動のプロセス)。無料で1000円分のギフト券か、700円で2000円分のギフト券を選ぶ場合、多くは前者を選ぶ(価格設定)。値引きによる販売促進は、競合企業が追随すれば、先に止めた方が不利になるので、止められなくなる(販売促進)など、ビジネスに即効の基礎知識20項目。
目次
第1部 市場・顧客の分析とマーケティング戦略の立案(マーケティングへの招待;ビジネス・チャンスの発見;消費者行動;消費者行動のプロセス;マーケティング・リサーチ;マーケティング戦略)
第2部 マーケティング戦術の策定と実施・管理(製品;製品開発で有用な手法と概念;価格設定;プロモーション;販売促進(SP)
プレイス(流通と営業)
テスト
コントロール)
第3部 現代マーケティング(CRM;インターネット;ビッグデータ;ブランド;サービス・マーケティング;顧客は資産)
著者等紹介
阿部誠[アベマコト]
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。1991年マサチューセッツ工科大学博士号(Ph.D.)取得後、同年からイリノイ大学助教授に就任。98年東京大学大学院経済学研究科助教授を経て、2004年より現職。ノーベル経済学賞受賞者との共著も含めて、マーケティング学術雑誌に英文、和文の論文を多数掲載。03年にJournal of Marketing Educationからアジア太平洋地域の大学のマーケティング研究者第1位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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