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内容説明
名作140点をあらすじ付きで楽しもう!特殊印刷でさらに美しくなりました。収録物語数を大増量したシリーズ第二弾の新装版!
目次
総論 アーサー・ラッカムの実像と挿絵の魅力
第1章 グリム童話集
第2章 シンデレラ
第3章 眠れる森の美女
第4章 イソップ物語集
第5章 マザー・グース
第6章 アーサー・ラッカム名画ギャラリー
第7章 たのしい川べ
第8章 スリーピー・ホロウの伝説
第9章 ゴブリン・マーケット
第10章 ウンディーネ
第11章 クリスマスの3つの話
著者等紹介
平松洋[ヒラマツヒロシ]
美術評論家、フリーキュレーター。1962年、岡山県生まれ。早稲田大学文学部卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、早稲田大学エクステンションセンターなどで講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともち
21
緻密な絵。子供には怖いイメージを与えてしまいそうなほど暗い、無気味な挿絵、影絵の美しさ、森の畏怖感、魔女、ゴブリンなどの凄みなど、様々な感情がこの1冊から湧いてくる。そしてページを捲りながら懐かしさも感じてしまうのは、自分自身が子供の頃に目にしたことを覚えているからなのだろうか。それ程にインパクトのある、力強いタッチに幻想世界へとすんなりと入り込んでしまう。2019/11/20
みよちゃん
5
ラッカムの世界がいっぱい。女性は好きだが、醜い男達はきみ悪い。1の方も読みたい。2019/11/25
遊未
3
「グリム童話」「イソップ」「ウンディーネ」「クリスマスの3つの話」等。「シンデレラ」「眠れる森の美女」は第一次世界大戦の不況を反映して切り絵風シルエット。今となってはやはり「ウンディーネ」のように人ならざる女性に惹かれるけれど、子供のころに見ていたらラッカムの絵は怖っただろうか?でも、一生大事にできるプレゼントであったことは間違いないと思います。気になるのはお値段で当時どの程度の富裕層に普及していたのかな?2024/02/09
kaz
2
あらすじ付きの名画集。ゴブリンや小動物、老人の姿がなんとも不気味。でも、面白い。グリム童話はけっこう残酷ということもよくわかる。2019/11/18