内容説明
偏差値35からはい上がった現役東大生が実践する、頭の中を「言葉」にしてうまく伝える方法。誰でも簡単に自分の頭で「考えて」「まとめて」「伝えられる」ようになるための4つのステップ。
目次
1部 「意見」を読み解く(「自分の意見」とはなんなのか?;「いい意見」と「悪い意見」の5パターン)
2部 「自分の意見」の作り方4つのステップ(現状サーチ;ひとりブレスト;じぶん色作り;意見組み立てパズル)
著者等紹介
西岡壱誠[ニシオカイッセイ]
東京大学経済学部4年生。東大で40年以上の歴史を持つ書評誌「ひろば」編集長、人気マンガ「ドラゴン桜2」(講談社)へ受験や学習全般に関するリサーチ・情報提供を行う「ドラゴン桜2東大生プロジェクトチーム『東龍門』」のリーダー、2019年5月にリリースされた勉強系webマガジン「Study‐Z」の編集長を務めるなど、多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リトル
12
じぶんメモ:意見(opinion)=事実(fact/evidence)+問題(problem)+自分(view)+提案(advice)(P70 etc) 方程式そのものはシンプルなのだが、いざ実践しようとなると、私にはハードルが高い...。詳細が難しかった。2019/12/07
ひめぴょん
5
タイトルに魅かれて読んでみようという気になったものの、今までの彼の著書と同様イマイチ感がありました。若い方の書いた本で「いい!」となる本が少ないのは深みを感じるだけの経験値が少ないのが原因のような気がします。まず、自分の意見とは何かの定義から。意見=事実+問題+自分+提案。発言したことによって次につながるなど発言する意味がある意見がいい意見。穴のある根拠のない意見は「なぜ」に答えられない。「提案」がないのはただの文句。自分の意見を作る過程は成長につながる。意見の正当性は事実によって担保される。事実(出来事2020/03/12
復活!! あくびちゃん!
4
私は「自分の意見」を言えないタイプではないので、この本にある公式を知らなくても自然にこのような考え方をしていた(!!)。ただ、感覚で考えていたのを論理的に知ることができたのは良いのだが、実践でこんなに難しく考えていたら、多分議論についていけないだろう。考え方の方法を知るという観点で読むなら良いが、これを覚える前提で読むと難しく感じ、読むのが嫌になると思います。2020/01/24
ハマチレイ
3
東大生が○○!って本は嫌いだったけど、この本だけは最高だった。自分の意見を持とう!ではなく、こうすると自分の意見を持ってるように「見える」という事が書かれてる。つまり、自分に意見があるかないかは問題ではなく「意見があるように見えてしまう」そんな人間の感覚から話を始めている。とにかく実戦的である。ずっとこういう本を読みたかったんだんだぜ…2023/08/17
こうやん
3
この本に書いてあるテクニックは少し難しく感じられた。もう少し具体例など実践例が記載されているとわかりやすく感じられたと思う。著者のいう意見の言えない人はこの先の時代埋もれるという主張には共感できた。自分も意見に関して考えたことがなくこの本を読んで意見についてそもそも、意見とはなんなのか?良い意見とは何なのか?と考えるいい機会になった。意見とは何なのか?、良い意見とは何なのか?、上手な意見の作り方が知りたい人にはオススメできる1冊。2019/12/31