考える力が身につく社会学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046028716
  • NDC分類 361
  • Cコード C2034

内容説明

「社会学」がわかれば「今」がわかる。「人間関係」「婚活」「少子高齢化」「ニート」。世の中の流れ、仕組みが見えてくる。

目次

第1章 社会学でわかる「私」という存在(「自分探し(磨き)」を強いる現代社会
「二つの関係」から成り立つ私 ほか)
第2章 社会学でわかる「人間関係」(社会学から見た「人間関係」とは?;人間関係は希薄化したのか? ほか)
第3章 社会学でわかる「家族」(『ALWAYS 三丁目の夕日』のヒットと現代家族;社会とともに変化する「子ども像」 ほか)
第4章 社会学でわかる「会社と仕事」(“普通”に働くことが困難な時代―「自己責任」か「社会の責任」か?;日本型雇用システムは崩壊したのか? ほか)
第5章 社会学でわかる「文化・流行」(「文化」を社会学的に見る;「流行」はどのように生まれるのか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

3
古本屋で購入。これまで曖昧だった社会学について、社会学とは「現代社会を見るためのレンズ」「距離をとって、『社会』を見る」事が、社会学の考え方という観点で、基本から説明してくれる一冊。想像以上に楽しめ学びのある一冊でした。2018/09/01

けんたろう

2
「本当の自分」という幻想、「伝統」という幻、マイブームとブームの根本的違い 最近の水素水ブームを見てるとスピリチュアルとなにも変わっていないと感じる 科学とエセ科学のバランス2016/05/26

セイタ

1
「社会」という途方もなく大きな対象に対してどのように考えていくかについて書かれた本!対象は主に2010年頃の日本社会である。「私」「人間関係」「家族」「会社」「文化流行」といった社会学の大きなテーマについてそれぞれ触れられている。第1章の「自分探し」というテーマ一つとっても「ゲームをうまくやること」と「ゲームのルールを理解すること」はアプローチとして異なるが、結局繋がってくるという主張が一番響いた。社会のルールとその成り立ちを知ること及びその視点があれば、より生きやすくなるような気がした。2022/05/14

rerere

0
グラフや絵での解説が多い。映画などを題材に家族形態の変化や個人化について説明されており分かりやすかった。常識は時代によって変化していく。2017/08/28

ゆうき

0
社会学入門というよりも社会学的な考え方(自明性の罠からの開放)が書かれた一冊。社会学の歴史や理論を学ぼうとして読むには向いてない。2016/04/08

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