気力より体力―一流のコンディションを手に入れる

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気力より体力―一流のコンディションを手に入れる

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046016522
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

デキる人は例外なく「休み方」を知っている<b>あなたに足りないのは「気力」ではなく、「体力」だ――</b>
<b>仕事を「体」から問い直すと、集中力も生産性も格段に増える!</b>
<b>外資系社長時代に「1日8時間寝る」ことを自らに課していた著者のカラダ資本論。</b>


「もっと仕事のパフォーマンスを上げたいのに、気分が乗らず、はかどらない」

 こうした悩みを抱えたとき、たいていは気力が湧き起こらない原因を探り、それを解決しようとするものです。
 一方で、やる気もあり、仕事もそこそこ順調で、さらに成果を上げてステップアップしたいと考えているが……
なかなか結果として現れないという人もいるでしょう。
 意識を高く持ち、自分磨きに余念がない。大きな目標を設定して、そこに自分を向かわせるモチベーションを
湧かせようとしますが、なかなか続きません。

 それは、あるひとつの大事なこと、しかもビジネスにおける超基本的なことを見落としているからです。

 こうした“もっと気力がほしいビジネスパーソン”に欠けているものは、気力ではありません。もっと言えば、
仕事の能力でもありません。
 その大前提=土台となるものが欠けているのです。

 足りていないのは、実は体力。それが、成果を出しているビジネスパーソンの共通点を探った結果、得られた結論です。
 当たり前のことのように思えるでしょう。しかし、これを意識して、行動している人はほとんどいないはずです。
 頭脳労働者こそ、もっと「体」に目を向けてください。

 本書には、ビジネスパーソンの視点から、ビジネスパーソンが実践できる範囲内で、どうしたら仕事に必要な
体力がつくのか、仕事に必要な体力とはどんなものか、そもそもなぜあらゆる仕事に体力が必要なのかをまとめました。

 マシントレーニングは不要です。多忙でしょうから、ジム通いもしなくて結構。辛い食事制限とも無縁です。
意識すること、シンプルなことを続けること、それだけで十分です。

 ひとたび「体力」について考えれば、考えていない人とは明らかに差が付くはずです。その差は積もり積もって、
仕事の結果での大きな差となって目に見えるようになります。

 著者がこれまで「仕事にデッドラインを」「残業するな」「効率を上げよ」「2次会には行くな」――と繰り返し、
強調し、主張してきたのは、

<b>すべてが実は、「体力を整える時間を確保するため」</b>

だったのです。


はじめに
「体」を考えることは、「仕事」を考えることだ

第1章 年収の9割は「内臓と筋肉」が稼いでいる
【体力がなぜ必要か】

第2章 仕事ができる人は「休み方」を知っている
【体力とは何か】

第3章 キーワードは「8時間」「赤身肉」「1万歩」
【体力をどうつけるか】

第4章 思い通りに「リフレッシュする」という能力
【体力のメンテナンス】

第5章 コンディションのPDCAをガンガン回す
【体力を消耗しない働き方】

第6章 自分の体の“経営者”になりなさい
【体力を消耗しない生き方】

おわりに
「体」を考えることは、「人生」を考えることだ

吉越 浩一郎[ヨシコシ コウイチロウ]
1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、1983年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。1987年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、1992年に同社の代表取締役社長に就任。代表取締役在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。2006年に退任し、現在は、吉越事務所代表。

内容説明

デキる人は例外なく「休み方」を知っている。外資系トップで19期連続増収増益を実現したプロフェッショナルのカラダ資本論。集中力も生産性も「簡単なルーティン」で驚くほど改善!

目次

第1章 年収の9割は「内臓と筋肉」が稼いでいる―体力がなぜ必要か
第2章 仕事ができる人は「休み方」を知っている―体力とは何か
第3章 キーワードは「8時間」「赤身肉」「1万歩」―体力をどうつけるか
第4章 思い通りに「リフレッシュする」という能力―体力のメンテナンス
第5章 コンディションのPDCAをガンガン回す―体力を消耗しない働き方
第6章 自分の体の“経営者”になりなさい―体力を消耗しない生き方

著者等紹介

吉越浩一郎[ヨシコシコウイチロウ]
1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。87年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、92年に同社の代表取締役社長に就任。代表取締役在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。06年に退任し、現在は、吉越事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

89
体力をないがしろにし能力を追い求めるのは、赤字のビジネスモデルを放置して、日々のキャッシュフローだけを改善させようとするのに似た、無駄な努力。休み方を知り、疲れ知らずで、自分のサスティナビリティー=持続可能性を意識して仕事をせよ。という、吉越氏の本。金曜ぬ夕方迄、あなたは気力・体力を持続させてますか?僕は答えはノーかな。1日8時間睡眠はムリだけれど、取り入れるところは取り入れたいし、その努力が少しずつでも改善を産むことを僕は知っているから…2016/10/11

太田青磁

15
体力がなければ、正しい判断を素早く積み上げることはできない・8時間働いてもなお余るエネルギー「余力」がなくてはなりません・①睡眠の基本は、1日 8時間寝ること②食事の基本は、赤身の肉を食べること③運動の基本は、1日1万歩以上歩くこと・人間は1日の終わりに必ず脳をリセットしています・お酒は21時までしか飲まない・夜、寝る前にストレッチをする・肩甲骨はマエケン体操、股関節は四股を踏む・歯科医院はケアをするために行く場所・デイリーの体力を使い切らない・リフレッシュは同じ場所に泊まり続ける・自分は自分の体の経営者2020/01/04

hannahhannah

13
ベースになるのは体力、その上に気力、能力がありますよ、という本。22時半までに寝て8時間睡眠をとって、上質の赤身の肉を食べ、一日一万歩き、体力をつける。仕事はデッドラインを決めて集中して終わらせることを奨励していた。牛乳を飲むように書かれていたが、乳糖不耐症の人も多いので、個人的には勧めない。代わりにアーモンドミルクやココナッツミルク、ヘイゼルナッツミルク、ヘンプ(麻)ミルク、オート(麦)ミルクやライスミルクなどをお勧めする。2016/08/23

Noah

10
どれもそうだろうとは思うものの、著者の経験によるところが多いという感じ。まずは、何を優先するのかが一番重要ということを改めて感じた。2017/02/11

今野 富康

9
一流は、休み方を知っているというこの本。告白すると、ぼくにとっては「休む」「楽しむ」が苦手分野なので、まあまあ耳の痛い話が多かったです(苦笑)。しかし、内容はごもっともで、体力がなければ、まともな判断は出来ないものです。集中力だって保たないし、勇気のいる決断も体力ありきです。だから、体調や体力には積極的に投資するべきという考え方はごもっともだと思います。確かに、体力を削る働き方では「継続性」を維持できませんから、体力の増進、体調の管理、体力の回復は取り組む価値有りです。吉越氏のメールへの返信が秀逸です。2016/08/20

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