出版社内容情報
長時間労働、イジメといえる部署異動、なくならないパワハラ・セクハラ。労働事件を中心に活躍し、多くの労働者を救ってきた笹山弁護士が解決策・対策を伝授。ブラックジャックのイラストを利用しわかりやすい!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
23
固定残業代でも、その部分を超える残業は残業手当を支払わなくてはならない。/ 労働を行う場所や、実際に上司がいるかいないかに関係なく、「使用者の指揮命令下にあるか否か」が労働時間判断のポイント。/ 裁量労働制は、みなし労働時間制度の一種。みなしている労働時間が実態とギャップがあるか確認すべき。/ 歩合制でも最低賃金や割増賃金のルールは有効である。/ 民法上、労働者が退職したいと伝えて、2週間で効力が発生する。/ 試用期間終了後の本採用拒否について「仕事ができない」の説明だけでは不十分。判定した根拠も必要。2017/03/11
やす
8
タイトルが某漫画にそっくりで笑ってしまいそうになるが、内容は真面目な話。一問一答で労働関係法を学ぶ。ふと思ったが、就活生や採用する企業が本書に書いてある内容を正確に把握できているのだろうか。できていないから、ブラック企業がのさばっているんだろうけど、それもおかしな話ではないだろうか。2016/12/09
yk
7
さらっと読みました。いやー恐ろしい。自分には関係ないと思っていたら大間違いです。どんな会社でもパワハラみたいなことや、明らかにおかしなことを言われることってなくはないですから。少しでも頭に入れておくと何かの時に役に立つと思います。2021/04/20
ゆうゆう
5
某マンガの絵に、ありがちな台詞がかぶせてあって(笑)だが、内容は(笑)ではすまされない。仕事出来ないから残ってるんだろう(残業代もらおうとするなんて)とか、残ってやってるんだ(居るだけで光熱費発生してんだろ)とか、勝手に休み取るなんて、(3時間で)お前そんなに寝てるのかとか、輝かしい過去の記憶とオーバーラップして、法律はどうでも人が…確かに至らぬところは自分にもあるだろうから…法律は決まりとして知っておいてもいいかな。2017/08/18
Erika
3
読んでてブラックバイト時代を思い出しました。地域差は勿論あるでしょうが、MバーガーとDピザで働く事は二度と無いでしょう、、、。笑 以前の職場では、人が少ない中過剰な業務量でした。皆サービス残業が当たり前になってましたが、今考えてみたら労働強化だったのかもしれません。コップに水を入れ過ぎると溢れる様に、業務量も詰め込み過ぎればキャパオーバーになります。 職場でもし苦しんだら、とりあえずこの本に救いを求めます!2020/11/18
-
- 和書
- 深田久弥 人物書誌大系