ビジネスモデル思考―既存ビジネスから「イノベーション」を生む７つの視点

山田 英二【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 288p／高さ 21cm
• 商品コード 9784046003188
• NDC分類 336.1
• Cコード C2034

出版社内容情報

ハーバード→BCG→ソロスの著者が教えるビジネスを「俯瞰」する視点

スターバックス、ドン・キホーテ、コマツ……モノが売れない時代に成功している企業は「ビジネスモデル視点」でものごとを捉えていた！　「問題解決思考」では解けない問題を解決する７つの視点がわかる１冊。

内容説明

今ある事業が、武器に変わる。テスラモーターズ、ニセコ、歌舞伎…２１の事例から学べ！戦略立案から新規事業、企業再生ｅｔｃ．に使える！

目次

１　問いとしての「ビジネスモデル」（イノベーションを妨げるもの；イノベーションとは何か；顧客の視点「から」見えてくるもの）
２　ビジネスを「俯瞰」してみよう（既存ビジネスを俯瞰し、イノベーションを自分事として考えるための７つの問い；今日のビジネスモデルはなぜできたのか―「過去の歴史」からビジネスモデルの原点を振り返る；顧客の真の欲求とは何か―「顧客の側」に立ち、購買の目的を理解する；新しい現実とは何なのか―「偶然の成功」から「想定外」の見落としている現実に気づく；未来の兆候はどこに現れるのか―「極端の市場」にイノベーションの兆候を探索する；バルコニーから何が見えるか―「クラスターの垣根」を越えて彼方との関わりを考える；環境の異なる世界で何ができるのか―あえて「異国」に土着化し、現地目線で可能性を検討する；社会のどんな課題を解決したいのか―社会課題を解決するために、「ビジネスの枠」を越えた協業を模索する）

著者等紹介

山田英二［ヤマダエイジ］
Ｋ．Ｉ．Ｔ．虎ノ門大学院、金沢工業大学大学院教授。上智大学外国語学部卒業。米国ハーバード・ビジネススクール（ＭＢＡ）修了。新日本製鉄（株）にて財務、総務、事業開発を担当後、ボストン・コンサルティング・グループ（東京、メルボルンオフィス）にて国内外の様々な企業の戦略立案、業務改革などを経験し、２０００年よりソロス・プライベート・ファンズ及び、その後身のグローブ・インターナショナル・パートナーズにおいて企業再生などの投資活動に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[超運河 良]

ビジネスは永続的に過去から一貫して同じ商品、サービスを提供出来てるのと、数年前とは全く違った事業や製品のモデルチェンジを行うタイプがある。毎年、事業に対しイノベーションが必要となる分野は他業種からのイノベーションの影響も受ける。音楽もCDの時代からのデータに変わり複数の業界に影響を受けた。音楽とデータを組み合わせてプラットホームを構築する事で販売まで全てイノベーションの影響を受ける。過去から一貫して同じ商品を販売してる場合、他業種のイノベーションを容易にチャンスに変える事が出来る。業態を保てるほど強い

2015/11/08

[Yuichi Yamasaki]

このままだと近い将来、自社の利益は今のように得られなくなることが分かっていても、今日一日のことのみ考えて手を打つことができず衰退していく企業。いや、気が付いていないのかも知れないな。

2015/11/07

[Akimichi Tobita]

一言、「外部環境を見ましょう」です。

2015/10/22

[Tatsuo Mizouchi]

☆☆　事例だけ新しくなり、根本はクリステンセンの「イノベーションのジレンマ」なのね。

2018/10/17

[Namura]

いろんな角度から見ていかないと、新しい事が生まれないことを、改めて感じた。 今後、仕事においても、この考えを持ってやっていかなけりゃ。

2016/05/01