内容説明
少年時代から変わらぬ好奇心で、汽車旅の魅力を軽妙に語り、変わり行く鉄道の姿を淡々と描き出す。
目次
時刻表ひとり旅(抄)
終着駅は始発駅(抄)
汽車との散歩(抄)
鉄道旅行のたのしみ(抄)
車窓はテレビより面白い(抄)
日本探見二泊三日(抄)
旅は自由席(抄)
夢の山岳鉄道(抄)
線路の果てに旅がある(抄)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
13
宮脇俊三鉄道紀行全集、刊行時に予約して全巻揃えています。5巻までは多くが再読でしたが、地図等も綺麗になっていたので買って良かったのですが、この巻は抄録ばかりなのが大変に残念です。 宮脇俊三氏があまり出来栄えに満足していなかったからなのでしょうが、全集として出すのであれば、失敗作的なものも一緒に入れて欲しかったですね。 そういう意味ではエッセイや殺意の風景とかも、本当は全集に入れて欲しかったです。 この巻で抄録になっている本、のちに古書等でかなりの部分、揃えました。そのくらいは好きでしたね……。2002/12/07
ユー
8
購入から13年、とうとう6冊全てを読み終わってしまいました。最後は短編集になっていたので、どうかな、と思いましたが、最後の最後まで宮脇節が随所に。まだまだ読み足りない実感があるので、全集に編集されなかった作品も今後は読んで行ければ。2023/09/12
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