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内容説明
安芸を帰還させるため、“完結した円環”の監視をかい潜り、理事長たちは行動を開始した。そして、ついに外へ踏み出した仄香もまた、イドと共に動き出す。一方、“島”に潜入した遙だったが、肝心の安芸は記憶喪失に。脱出までの制限時間は「10日」。記憶を取り戻すべく奮闘するなか、遙は安芸の人生を変えた“ヴェニスの悲劇”の真相を知ることになるのだった―。次第に明らかになる真実は、ふたりにどのような結末をもたらすのか。
著者等紹介
土屋つかさ[ツチヤツカサ]
第12回スニーカー大賞にて「3H2A論理魔術師は深夜の廊下で議論する」が奨励賞を受賞。『放課後の魔術師(1)オーバーライト・ラヴ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リカステ
5
再読。2~6巻を飛ばして読んだのは、この最良のハッピーエンドだけを読みたい気分だったので。毎度のことながら読了後の幸福感に酔いしれている。魔術より偉大な力というのがシリーズ通してのテーマなのだろうが、納得のラストである。 『from 3H to 2A』と遥の120%スマイル、そして「君だって、僕を名前で呼んでくれないじゃないか」。2015/12/17
朧月
2
完結。 電子書籍で出てくれたので、助かりました。 用語や過去話など、これまで出てきた多くの要素を一気に消化してすっきり。結末もおおむねグッドエンドで良かったです。 反面、多くのエピソードが端折られてたっぽいなぁ。作者の頭にはあったのでしょうが……。 作者らしい、綺麗な伏線回収、一巻のエピソードを最終刊のクライマックスで引用するという流れは本当に良かった。2014/09/14
miwarin
2
大団円。主役も悪役もちゃんと綺麗にまとめてくれた。読み終えたあとはすっきりした後味で心地良い。遥は最後どうやってひっくり返してくれるのだろうかと期待していたら、そうきたか! /裏をかくような情報戦が多いこの作品で仄香の能力はチートすぎるw2010/08/25
名無しのオプ
2
大団円。ああ、ほっこりしました。にやにやしました。なんて幸せな結末!次回作も、楽しみ楽しみ!2010/06/08
四向居
2
最高だった。こんなに清清しく笑顔になれる大団円にもってきた作者に心からの感謝と賛辞を。ありがとうございました!もう、ホントいいよねーオールキャストで、役目終わったヤツらはイイ子になってて、最後の最後のハッピーもよくぞ入れてくれた…分かってるね!って感じで。あぁ、楽しかった。2010/05/09
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