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内容説明
せっかくの夏休みなのに、毎日「探偵推理研究会」で論理魔術の勉強をさせられる遙。安芸との距離は一向に縮まらず、毎に誘っても効果は見られず、イライラが募るばかり。そんななか、安芸の英国留学時代のルームメイトのベルが現れ、「約束を守って」と迫る。鈍感な安芸は当時気づかなかったが、実はベルは女の子だったのだ。「約束ってなに!?」と、突然のライバル出現に遙は焦るが―。過激で熱い、真夏の恋のバトルが始まる。
著者等紹介
土屋つかさ[ツチヤツカサ]
第12回スニーカー大賞にて「3H2A 論理魔術師は深夜の廊下で議論する」が奨励賞を受賞。『放課後の魔術師〈1〉オーバーライト・ラヴ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
5
本編とは全く関係ないショートストーリー集。 軽めのお話で気軽に読める感じです。魔術も中心で活躍しないので、これまでのストーリーを忘れてても普通に読めますね。 生徒会長の事件がお気に入り。事件自体は予想どおりの結末だったけど、まさか、最後にあんな展開になるとは。 2013/06/16
サエズリ割津
3
短編集。論理魔術絡みの話は一旦お休みで新ヒロイン投入と、ラブコメとして大満足。いくら男と偽って男子寮に住んでるとはいえルームメイトで2年も一緒に暮らしたらベルが女子だってことぐらい気付きそうなもんですが、そこは流石朴念仁地球代表の安芸先生全く気付かないというね。妹と理事長の強力タッグに妨害されながらも遙の健気なアプローチは続き、空振りからファールくらいまでには進歩してきた感じ。次は3巻で遙が見せた「紅」の真の力が明らかになりそうなので期待。2016/04/01
とーちゃん
3
小休止、夏休みといったところか。季節がちょうど合っていて読みやすかった。挿絵も多くそちらも楽しんだ。生徒会長がなかなか良かったねーいいキャラしてるわ笑 なかなか重たい伏線があるようなないような。遙と安芸のじれったい恋愛もなかなか。2013/08/01
長門たつた
2
本編よりも面白いってどういうことだよ、と。2010/07/05
47
2
コレはいい短編集。面白かった。安芸のはもはや朴念仁というレベルを超越してるような。でもベルの真剣な訴えに答える安芸が何を言っていたのか。気になる!!2009/11/19