内容説明
吏部尚書・紅黎深解任の報で朝廷が騒然とする中、吏部侍郎・李絳〓(ゆう)の処分を検討するため、御史大獄が開かれることに!絳〓(ゆう)を護ろうと必死な秀麗だけど、紅家の名に泥を塗られたと怒る紅姓官吏が、なんと一斉に出仕を拒否!!しかも、紅家の力で経済封鎖が行われ、王都の物価も高騰寸前!!大変な事態に、犬猿の仲の同僚・陸清雅と対応に追われる秀麗は!?王の官吏・秀麗の活躍は止まらない!!人気シリーズ第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
64
シリーズ第14弾。本編が急加速した感じです。登場人物もかなり多い…!とりあえず言いたいことは、清雅引っ張りすぎー自分の心のままに早くモノにしちゃえ!←、葵長官が好きになってきた、劉輝に絳攸に楸瑛組の後手後手感がもどかしい、父ちゃんカッコ良すぎー!、そして何より、アレの正体はやっぱり彼だったのね、という…!!次巻をめちゃくちゃ読みたくなりました。秀麗はどんな道を進んでしまうんだろう。彼女の身体は?彼は敵なのか味方なのか?気になることが盛りだくさん。2018/11/18
みちゃ
61
第14弾!吏部尚書・紅黎深解任で騒然とする中、吏部侍郎・李絳攸の処分を検討する為、御史大獄が開催。絳攸を護る為必死な秀麗だが、黎深の解任に紅姓官吏が出仕拒否と経済封鎖、解決の為に清雅と秀麗が奔走、事件の裏に思わぬ人物の存在が明らかに!?清雅と秀麗のライバル関係や、散々罵倒されながらも秀麗に懐かれてる葵皇毅との関係や、秀麗の破天荒ぶりに振り回されて雰囲気の変わってきた御史台がいい。清雅の鬼畜台詞や燕青&清雅のやりとりにニヤニヤ。自分なりに成果を出していく秀麗や朝廷から離れて事件の為に奔走する邵可の活躍が凄い2008/12/01
まりもん
56
完結による再読。読み返すたびに晏樹の怖さを感じます。胡蝶姉さんを手玉にとって情報を得て、清雅の動きにいち早く兇手を送り込むし、劉輝にさりげなく秀麗を嫁にしたらてきなことを匂わせるし。旺季側の動きは隙がないな。悠舜=鳳麟はかなりやばいよね。2011/07/13
和夜
49
冒頭の刑部地下牢でのやり取りには笑いました。それにしても秀麗は六部の大半の尚書に気に入られているんですね。やっぱ秀麗凄いや。紅家は…またやらかしてくれましたね。『鳳麟』がまさかあの方だったなんて…。いつもですが、邵可様の割り切り方には怖いものがあります。でもそんな邵可様が紅家に戻ったから事態が収束したんですよね。最後、まさかの秀麗が行方不明!どうなってしまうんでしょう…。2013/07/15
nonたん
44
えーと、間違えて先にこっち読んでしまいました!悠瞬さま!えーっ!ってなりました。黒い、黒すぎるんじゃないだろか・・・。そして、ラストで邵可さまカッコいいって思ってたら・・・。つかまっちゃったの・・・・・・2010/12/14