- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
人気のない工場裏に、深夜、鳥の羽音が響きわたった…。翌朝、その場所で、有月が骨と髪の毛を拾った。聖良が調べたところ、若い女性のものであるらしい。折しも、東京各所で、親子が、友人が、恋人が、争い傷つけ合う事件が多発。これらの事件の背後には、若い女性と黒い鳩の影があることがわかるが…。(第一話鳩は夜に飛ぶ)友野詳、高井信、山本弘の3人の個性派作家が贈る妖怪たちの世界。妖魔短編集第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あにこみつとくん
5
シリーズ五冊目の今回は新たなキャラクター、「うわばみ」の有月、「毛羽毛現」神谷聖良、「蜃」の孝太郎たちが活躍する、友野詳『鳩は夜に飛ぶ』。気の弱い酔っ払いに救いの手を差し伸べる妖怪へべれけと流との竜虎対決!高井信『闇に吼える虎』。常連作家、山本弘がコンピューターゲーム業界を舞台に、電子世界の妖怪マーフィーとの戦いと、大樹の恋を描いた『影の国の鈴音』を収録。2013/07/21
chi.
4
今巻で出てきた妖怪は「うわばみ」「毛羽毛現」「蜃」「黒い鳩」「へべれけ」「マーフィー」。第三話の「影の国の鈴音」が面白かった。2017/03/14
こわっぱ
2
聖良さん、あまり出番ないけど個人的に好き。なんだか浮かんでくるイメージが華やかになる気がする。大樹の恋から静かな失恋までの顛末を描いた「影の国の鈴音」は妖魔夜行シリーズ短編の中でも屈指の名作。2018/02/21
ケロたん
1
現代版(と言っても95年頃)妖怪大戦。2022/07/26
黑猫
1
2019年1月3日読了2019/01/03