内容説明
那須山藩飯野家に仕える松沼平八郎のもとに、江戸で剣術道場を開く岳父が討たれたとの報せが届いた。すぐさま、義弟より仇討ちの助太刀を頼まれた平八郎だが、江戸へと向かう道中で、何者かの妨害を受けることに。仇討ちの刻限が迫るなか、平八郎は無事に本懐を遂げることができるのか?剣戟が冴え渡る、待望の新シリーズ。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。88年『絆』で第41回日本推理作家協会賞長編部門を、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として絶大な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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