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内容説明
この物語を知る者はいない。そうこれは、まだ世の中が動乱していたころ、神と人とが混沌していた時代の出来事―。海を越えた広大な大陸に龍の瞳を持つ少年がいた―名を諸葛孔明。そして、海に浮かぶ小島には鳳凰のの翼を持つ少女がいた―名を姫。孔明と姫―二人の運命的な出逢いが、隠された時代の歯車を大きく揺り動かしていく…。森羅万象の源たる『三宝具』―剣・鏡・玉―をめぐってくりひろげられる、古代幻視行シリーズ第一巻。神秘の扉が、今、ここに開かれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シン・ボブ
1
いのまたセンセの美麗なイラストに釣られました。。。卑弥呼さま(と思われる少女)と諸葛孔明少年のラブストーリー、だと思い込んで読むと更に楽しめます!発売当時から時代が変わった今、この表紙はコンプラ的にアウトかもね😅
CCC
1
まさか徐庶や諸葛亮が出てくるとは。タイトルからは予測できなかった。国を静めるため、倭国へ宝具を取りに行くような内容。大抵はハイスペックっぽく書かれる諸葛亮が、普通の少年主人公みたいなタイプだったのは少し物珍しかった。とはいえ、あとがきにあるようにパラレルワールドなので、史実とはかなりズレがある。歴史小説ではなく、あくまでファンタジーと捉えて読むべし。2012/07/01