内容説明
「どうしてもいやだ。大沢マサオだけは」環境委員のエコこと大山サエコは「わかばセブン」とよばれる、わかば学園4年1組「スーパー委員」のひとり。きれいずきで、きちょうめんなエコは、いつも教室をきれいにしている。エコには、苦手な男の子がいた。大沢マサオは、わざと机をずらしたり、窓ガラスをよごしてエコをこまらせる。1学期さいごの日、エコはマサオと「きもだめし」でペアをくむことになったのだが―。
著者等紹介
小松原宏子[コマツバラヒロコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。「ぼくの朝」で、第13回小川未明賞優秀賞を受賞。現在、自宅で家庭文庫「ロールパン文庫」を開き、子どもたちに本の楽しさを伝える活動に従事している
サクマメイ[サクマメイ]
東京都生まれ、千葉県育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SHEEP
1
みんなの得意なことを見つけて活かすスーパー委員「わかばセブン」も3作目にして最終巻。7人それぞれみんなの読みたかった…無念。今作は環境委員のエコが主人公。みんなと違って得意なことなんかないと思ってたのに、親から名前の由来をきいて掃除に目覚める。ダレずに率先してキレイを保つの偉すぎ…。クラスメイトがかまって欲しくて教室を荒らすの読んでてムキ-ッ!となる。気を引きたいからって嫌なことしちゃだめよ…。ひとりぼっちだと寂しがるふたりにこっちまでしんみりしちゃう。最後はふたごとも仲良くなれてハッピーエンド!2023/07/15
kei♪
1
わかば学園4年1組のスーパー委員が活躍するシリーズの第3弾。娘はこのシリーズが大好きであっと言う間に読み終わってました。第3弾は環境委員のエコの活躍ぶりを描く。きもだめし、幽霊、そしてマサオとヨシオの双子の秘密。2011/01/30