出版社内容情報
シリーズ30冊目となる本書「数学的」では、古今東西の数学書を読み解く。「数」の概念の誕生から、微分の発明、幾何・代数をへて、カオス理論、そして情緒としての数学に至るまで。数学という、一見すると難解な世界を「言葉」としてとらえ、理解するための一冊。
内容説明
数と戯れ、式を組む。ときにf(x)が文章になる。
目次
第1章 数学的センス(マーティン・ガードナー『自然界における左と右』八三夜;オスカー・ベッカー『数学的思考』七四八夜 ほか)
第2章 数学をつくる(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『ライプニッツ著作集』九九四夜;ピエール=シモン・ラプラス『確率の哲学的試論』一〇〇九夜 ほか)
第3章 非線形で考える(モーリス・クライン『不確実性の数学』(上下)一五九二夜
アンリ・ポアンカレ『科学と方法』一八夜 ほか)
第4章 情緒だって数学である(村田全『日本の数学西洋の数学』一八三三夜;高木貞治『近世数学史談』五四夜 ほか)
著者等紹介
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。70年代にオブジェマガジン「遊」を創刊。80年代に「編集工学」を提唱し、編集工学研究所を創立。その後、日本文化、芸術、生命科学、システム工学など多方面におよぶ研究を情報文化技術に応用しメディアやイベントを多数プロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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