角川ソフィア文庫<br> 性の境界―千夜千冊エディション

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角川ソフィア文庫
性の境界―千夜千冊エディション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044007546
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人間にとって「性別」とは何か? 生物としての性差がどのように成立しているかの科学的な問いから始まり、女性が母としての役割を担いながらも差別された歴史とそれに対するアンチテーゼとしてのフェミニズムについて、ゲイであることの真摯な葛藤と彼らが築いてきた文化的豊かさについて、そして、人間の根源的なエロスに基づいてLGBTQ+をどのように考えてゆくのかについて。生物学から神学へ。無性生殖から有性の交換へ。人間がありのままの生/性を謳歌しようとする現代を言祝ぐ、松岡正剛渾身のセクシャリティ論。

目次

第1章 性の多様性(リン・マーグリス&ドリオン・セーガン『性の起源』四一四夜;リチャード・ミコッド『なぜオスとメスがあるのか』一八二三夜 ほか)
第2章 母・女・差別(エーリッヒ・ノイマン『女性の深層』一一二〇夜;ヨハン・ヤコプ・バハオーフェン『母権制』(上下)一〇二六夜 ほか)
第3章 ゲイ感覚で(植島啓司『男が女になる病気』七六三夜;マルク・ボナール&ミシェル・シューマン『ペニスの文化史』四三三夜 ほか)
第4章 エロスとLGBT(シャルル・ド・ブロス『フェティシュ諸神の崇拝』一七六五夜;ノーマン・ブラウン『エロスとタナトス』一二八九夜 ほか)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。70年代にオブジェマガジン「遊」を創刊。80年代に「編集工学」を提唱し、編集工学研究所を創立。その後、日本文化、芸術、生命科学、システム工学など多方面におよぶ研究を情報文化技術に応用しメディアやイベントを多数プロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

16
昨今のネオフェミニズム、LGBT法案等を鑑みて、絶好のタイミングで『性の境界』がまとまりました!第1章は生物学的視野から迫ります「メス化する自然」「なぜオスとメスがあるのか」2章は母性がテーマ、日本代表上野千鶴子、小谷真理他、さあ読み所の第3章『ゲイ感覚で』オスカー・ワイルド、ジャン・コクトー、ギンズバーグ、バロウズ、何よりも薔薇族編集長の伊藤文学(ノンケ)に関する記述が圧倒的、『女装と日本人』の著者、三橋順子さんも引けを取らない、両人とも正剛さんと交流あり。実は正剛さん昔からゲイにモテたそうです。2024/01/16

アドソ

10
千夜千冊で「性の境界」を編集できるとは、松岡さんの守備の広さと深さには感嘆する。「境界」とは言い得て妙で、界面がバルクの一部になることは、原理的にあり得ない。多様性の議論は始まったばかりかと思いきや、意外に歴史が長い。この手の本をいくら読んでも結局正解もゴールもわからないし、何か下手なことを書くと炎上するのではないかという息苦しさがある限り、いつまでも望ましい姿に向かわないのではないかとすら思えてくる。平等、同一、均質、対称などいろいろな概念が混同されているのかもしれない。2024/12/01

karutaroton

6
やっぱり時々、松岡正剛さんの書評を読みたくなる。目の付け所がいいんだなー。2024/06/30

じろう

3
性という言葉で松岡さんの性の蘊蓄が読めるんだろうと叡智な期待をしていたら、半分以上LGBTの著作やないかい。タイトルの境界という言葉の方を忘れてた。もともと足穂なんかを絶賛していたから男色系に興味をお持ちなんだとは思っていたが、ここまでとは。明言はされていないがバイセクシュアルなんだろうか。初めての性体験も男性経験(女装者)だそうだ。わしも美青年やったから結構危ない人生を歩んでいたような気もするが道を踏み外さなくてよかったです。今更目覚めることもないやろし。言っときますが同性婚反対してません。2024/11/24

楓実

3
全部は到底読めないが、読書の水先案内に買っておこうか迷う。ざっくり言えばクィア・フェミに連なる本の紹介。クィアって面白いよなと改めて思った。2024/03/13

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