出版社内容情報
怖さだけでなく、哀しみをたたえた傑作。第12回日本ホラー小説大賞受賞作何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ裕司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた――。直木賞の候補にもなったホラー大賞受賞作!
恒川 光太郎[ツネカワ コウタロウ]
著・文・その他
内容説明
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。
著者等紹介
恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。初の作品集『夜市』は、デビュー作にして第134回直木賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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