出版社内容情報
大好評『「おじさん」的思考』に続く、成熟した大人になるための知的参考書
今最も信頼される論客である著者が、仮想女子大生に対してフレンドリーな言葉で綴る「成熟した大人」になるための指南書。震災後、不安に喘ぐ現代日本人にも今後の生き方や思考に大きな示唆を与えてくれる必読書。
内容説明
現代思想の研究家であり、武道家である著者が「女子大生」を仮想相手とし、成熟した生き方をするために必要な知恵を伝授。自立の意味とは?人が仕事をする理由とは?なぜ官僚は無責任なのか?希望を失った若者の行方は?…あらゆる社会問題を自らの身体感覚と知に基づき、一刀両断。話題書『「おじさん」的思考』に続く、大人になるための必読参考テキスト第2弾。
目次
第1章 街場の現代思想(パートナー・デバイドの光と影;「大人になる」とはどういうことか;ひとはなぜ仕事をするのか ほか)
第2章 説教値千金(社員をバカ化する企業の終焉;覚悟も責任感も欠落した日本の官僚たち;瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず ほか)
第3章 私事で恐縮ですが(私の専門―『寝ながら学べる構造主義』刊行によせて;ほっこり日々断章;ロングインタビュー―失われたおじさん像を求めて)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。武道家。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒。都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。専門はフランス現代思想、武道論、映画論など。古武道とフランス現代思想に精通した独自の視点で注目を集める。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で2007年小林秀雄賞受賞。『日本辺境論』(新潮新書)で10年新書大賞受賞。11年伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺
Gatsby
Lily603
文章で飯を食う