角川文庫<br> 期間限定の思想―「おじさん」的思考〈2〉

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角川文庫
期間限定の思想―「おじさん」的思考〈2〉

  • 内田 樹【著】
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  • 角川書店(2011/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043707065
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大好評『「おじさん」的思考』に続く、成熟した大人になるための知的参考書

今最も信頼される論客である著者が、仮想女子大生に対してフレンドリーな言葉で綴る「成熟した大人」になるための指南書。震災後、不安に喘ぐ現代日本人にも今後の生き方や思考に大きな示唆を与えてくれる必読書。

内容説明

現代思想の研究家であり、武道家である著者が「女子大生」を仮想相手とし、成熟した生き方をするために必要な知恵を伝授。自立の意味とは?人が仕事をする理由とは?なぜ官僚は無責任なのか?希望を失った若者の行方は?…あらゆる社会問題を自らの身体感覚と知に基づき、一刀両断。話題書『「おじさん」的思考』に続く、大人になるための必読参考テキスト第2弾。

目次

第1章 街場の現代思想(パートナー・デバイドの光と影;「大人になる」とはどういうことか;ひとはなぜ仕事をするのか ほか)
第2章 説教値千金(社員をバカ化する企業の終焉;覚悟も責任感も欠落した日本の官僚たち;瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず ほか)
第3章 私事で恐縮ですが(私の専門―『寝ながら学べる構造主義』刊行によせて;ほっこり日々断章;ロングインタビュー―失われたおじさん像を求めて)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。武道家。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒。都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。専門はフランス現代思想、武道論、映画論など。古武道とフランス現代思想に精通した独自の視点で注目を集める。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で2007年小林秀雄賞受賞。『日本辺境論』(新潮新書)で10年新書大賞受賞。11年伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さきん

24
著者の本の面白さは読んでそれらしいと納得できても、これといって意味もないが、また読みたくなってしまうというところにある。ちょっと屁理屈なところもある。オジサン的思考の流れを汲んで、おじさんの気持ちを代弁し、将来おじさんになる若者へのメッセージといった流れになっている。2020/03/28

からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺

23
久しぶりに内田本を読んだ。話題が十年以上前のものであるが、内田樹の文章も今より多少軽薄な感じである。前半は女性を嫌いになりそうな論考があり、なかなか面白かった。『説教値千金』は説教の名の通り耳が痛い言葉も多い。最近内田本を読む気も起きなくなっていたが(旬を過ぎたか?)、やっぱりたまには読もうと思う。2013/06/15

Gatsby

23
『おじさん的思考』に続いて、私の内田樹発見の書である。相変わらず、文庫化されればまた買っている。書かれた文章は、今からもう10年ほど前になるのに、今読んでもまだ面白い。人間はどうして自分がつらい目に遭った時、他の人にはそんな経験をさせたくないと思わず、自分と同じように苦しめと思うのか? なるほど、そういうことだったか…と10年経った今また納得。会社の先輩が後輩に結婚しろ、家を買え、という理由は…覚えていた。10年経っても私の頭の中に残っている部分もあるのかと思うと、少しほっとした。2011/12/16

Lily603

19
★★★★+ これまた色々な相談や論件をざっくばらんに内田節で説いた1冊。良くも悪くも飛躍した断定や定義が目立ちますが、一理あったり深く本質を突いてそうな言葉が並んでいるので、ついページを捲ってしまいます。「何でこんなに読みたくなるのかなあ」と思ってると、最後に理由が書いてました。『最終的に書物の寿命を担保するのは文体ではないか。~いきなり話が変わるとき、話があらぬ彼方へ飛ぶときこそ書き手の知性は一番高く飛躍し、一番高速で回転している。グルーヴしている。それに読み手の知性が共振する』春樹さんとも通じますね。2012/10/31

文章で飯を食う

17
相変わらずの内田樹だが、相変わらず面白い。特に儲けものなのが、文庫本あとがきーーリーダビリティについて。ネタが古いことから、読む価値とは何かを書いたもの。それは文体である。つまり、思考の形式ー肉体の要素、息継ぎも含めてのー個性である。おもしろいね。ほとんど、小説の面白さじゃないか。なので、内田樹の著書が快刀乱麻の快感なのは、鬼平犯科帳の面白さに通ずるのだと思う。2015/11/03

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