内容説明
地方都市の私立大学に入学した真太郎は、鬱屈した日々を送っていた。極度の奥手ゆえ、憧れる放送部の玉木清実に声をかけられずにいたのだ。やがて、友人で遊び人の孝一の助けで、皆で湖への1泊旅行の機会を得る。だが、同行していた友人が、湖畔で不審な死を遂げた…。直後、清実が豹変、真太郎に淫乱に迫ってきた。なぜ?古来から土地に巣くうという妖怪「影女」の仕業か?異才が放つエロティック・ホラー。
著者等紹介
飯野文彦[イイノフミヒコ]
1961年山梨県生まれ。84年『新作ゴジラ』ノベライズで作家デビュー。以後、ノベライズを手がけるかたわら、異形ホラーの旗手として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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巨峰
37
ここでの酷評をなんのその結構楽しく読書できたと思う。きっと主人公の男の子たちにわりに共感したというか、まああんなもんでしたよーw逆に今の時代の植物性男子はああじゃないのかなぁと?ww男子を美化して妄想を抱くのはやめましょう。まあ、エロも恐怖もマイルドなんだけど、そのマイルド感がわりに良かった。陽子は石橋杏奈さん、清実は黒島結菜ちゃんあたりで映画化してほしい(無理。)2016/06/03
オレオ
14
これは酷い。壁本ですね。2024/06/20
大福
6
なんとも評価の難しい作品。ホラー要素を無理矢理ぶち込んだ官能小説という感じ。これもかつてのホラーブームが生み出したものか?登場人物すべてが漫画的というかステレオタイプというか。魅力がなかった。自分が大学生だった時を思い出しても、「そんなことはないやろう。」としか思えない。怪異の正体を古来の妖怪かと思わせつつ実はという展開には、幾ばくかの面白さもあったが。他の作品で面白いものもあった作者だが、今作は微妙。2017/03/17
あいぎす
5
大学生のときかな、読んだことを思い出した。エロティックホラーという言葉に惹かれて(笑)買った気がする。読んだことないタイプでわりと楽しめた。
らむり
4
官能ホラーです。
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