内容説明
一見のどかな下町に連続自殺事件が発生した。最初の自殺者は高校を中退した十七歳の無職の男だった。その五日後に友達が同じ方法でまた自殺を遂げた。二人の兄弟はこの事件に深く関わるうち、同じ苦しみを味わっている超能力者に出会う…。一方で、謎の少女翔子に「大きな変革にとって、絶対に必要な存在」であることを告げられ、彼らは巨大な運命の流れの中にいることを知る。予知能力を持つ神谷司のビジョンには人類の滅亡にこの二人の兄弟が深く関係することがはっきりと映しだされていたのだった。話題作「ＮＩＧＨＴ ＨＥＡＤ」シリーズの文庫化第２弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
32
年代が判らなくなってるが、この本が出た頃「Xファイル」にハマッっていたのじゃないだろうか。超能力、宇宙・・時代の流れが今また変わろうとしているように思う。日本の自然災害、中国の台頭とアメリカの衰退、隣国の何とも言えないイヤラシサ。この先日本は？日本人は？忍者は居たが超能力者の存在は小説の中だけにしかいないのだろうか。それにしても余程古い本なのか他の人の感想が上がってない(;O;)。一人じゃ寂しいよう2015/07/07
だんな
0
★★★★☆2020/08/12
