出版社内容情報
学校のキャンプを引率した女子高生が、19世紀初頭に小川で溺死した少女の幽霊を目撃した。戦慄のサバイバルゲームと化したキャンプの残酷な結末。これはブレアの魔女の呪いなのか? 「水底の幽霊」他、全2編を収録
内容説明
一八二五年に川で溺死した十歳の少女アイリーンの事件は、バーキッツヴィルではブレア・ウィッチ伝説の一部であると噂されていた。調査を進めるケイドのもとに一通のメールが届いた。学校のキャンプを引率した女子高生セシリアがアイリーンの幽霊を目撃し、このキャンプでボーイフレンドを亡くしたという告白だった。戦慄のサバイバルゲームと化したキャンプの残酷な結末を綴った「水底の幽霊」他、映画『ブレアウィッチ2』の恐怖を増幅させる、オリジナル小説第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イカまりこ
1
どちらの話も怖い。とり憑かれるってどんなだろう。とり憑かれた人はひどいことしてる自我はあるのかな。時々戻ってくる自分の時に苦しいんだろうな。幽霊でも悪魔でも、自分の体や怨念で嫌がらせしてほしい。人間の体使うな!!とり憑かれたらとりあえず抗ってみる!と心に誓っとく。前の巻であと2つくらいブレアウィッチ関連話があるようだったけど、日本では出てないみたいで残念。2017/01/15
のちおちゃん
0
☆☆☆☆2002/11/10
No.7
0
「血の悪夢」は中々深いところまで突っ込んだ感じがして良かったです。直接対決(?)感が出てました。「魔女の娘」「暗室」「水底の幽霊」もこんな感じだったら良かったのに…日本の怪談好きとしては物足りないです。2020/01/13