内容説明
ロボット・シティ!ロボットが作り上げ、ロボットだけが住む巨大な世界。しかもこのロボットたちは人間の命令を受けていないという。だがそんなはずはない。ロボットを作り、この街を作らせた人間がいるはずだ。誰が、何のために?こんなところに何でおれは送りこまれたのか?おれはいったい誰なのだ?もう我慢できない。おれは自分を取りもどし、こんな目に合わせた奴に復讐してやる!「ロボット学の3原則」で名高いアジモフが若手人気作家と組んで作り上げた、スリルとサスペンスの世界、いよいよ開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
31
89年(平成元年)の税抜583円の文庫初版。微妙な作品が多い…と感じる角川の翻訳Fレーベルの初回配本作品。アシモフの名を冠した“電脳惑星”4部作の初巻となる。アシモフ的ロボット工学を前提としたシェアードワールドを若手4人が書き繋いだ連作長編群で、初巻の本書はキュービ=マクダウエルが執筆。主人公デレクは記憶喪失状態で救命ポッドの中で目覚める。エンタメ的紆余曲折ののち、入手したどこでもドアならぬ“どこでも鍵”は超越転送装置のようだ。邦題の“ロボット・シティ”に遷移するも殺人事件発生…第2巻へ続く。★★★★☆☆2024/06/12
ろびん
2
ロボット三原則を前面に出した本。三原則を逆手に取ったトラックなんかは今読むとううん……って感じではあります。2017/12/31
morisoba
1
まさかの四部作。かなり古い作品なので、続きが手に入るのはいつのことか……まあ、そこまで続きが気になるわけでもないですが。2018/06/03
あきひと
0
ロボットばかりの所で人はロボットに監視される