感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mini kapi
5
60年以上前に訳された文章をかみしめる。英国版アメリカ版があることを初めて知った。創元推理文庫と新潮文庫が積んであるので読み比べてみたい。2022/05/03
madhatter
2
やっぱり動機が違うじゃん!(創元版感想参照)あとがきによれば、本作には三つのプロットがあるとのこと…何だソレは!早川版も読み直すか。さて、今回は創元版とざっくり比較しつつ読んだが、個人的にはこちらのプロットの方が優れていると思う。犯人が自らの希望をあくまで通そうとするなら、殺人以外に選択肢がない分、読者を納得させやすい気がする。しかし、どちらの版本にしても、もっと他に殺すべき人間がいるのではないかという気がしないでもない。2011/08/20
エヌる@遅れてきたルーキー
0
ポアロ本ながら、他の登場人物の捜査が主体。イギリス版とアメリカ版で真相が違うという(この本ではイギリス版)珍しい作品。2015/10/09
ぱじゃま@抱き枕と一緒
0
単純すぎるトリックには気を付けなさいってばっちゃが言ってた。という訳で、殺人事件そのもののトリックは初歩的過ぎて見逃しました。動機というか事件全体の繋がりは朧気ながら見えていたが、ヒントだった医師のセリフの扱いに困ってしまった。 さすがクリスティーと言うべきストーリー。 訳は他のと比べた訳じゃないから構成訳は分からないが、文章のテンポとかはちょっと不満がある。2012/03/08
たま佳
0
グーテンベルクで読んだのでこちら。巻末の解説、クリスティがまだ存命の頃に書かれたものらしく。いいなあ。 ポアロが安楽椅子探偵っぽいけど、ドラマ版でも好きな話なので思い出しながら楽しめた。ひと粒で2度美味しい、的な(笑)2024/05/13