近代史における国家理性の理念 (新装版)

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近代史における国家理性の理念 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 592p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622017424
  • NDC分類 201
  • Cコード C3020

出版社内容情報

第一次大戦後、ドイツの歴史家が執筆した、近代ヨーロッパのマキャベリズムの歴史。
国家行動の基本原則を、マキャベリ以来の理念と現実の相克の歴史に解明。
目次:絶対主義生成の時期/絶対主義成熟の時期/近世ドイツにおけるマキャベリズム理想主義および歴史主義

2001年9月10日復刊・発売

内容説明

本書は近代ヨーロッパのマキアヴェリズムの歴史であり、同時にその精神的克服の試みの歴史でもある。深刻かつ真剣な長い政治と倫理の対決の歴史を、その代表的人間によって、いわば“高山の尾根縦走”の形で述べた言語芸術的傑作である。

目次

序論 国家理性の本質
第1編 絶対主義生成の時期(マキアヴェルリ;フランスにおける最初のマキアヴェルリ反対者―ジャンティエとボーダン;ボテロとボッカリーニ;カムパネルラ;イタリアおよびドイツにおける国家理性説の流布;リシュリューのフランスにおける国家利害説;ガブリエル・ノーデ)
第2編 絶対主義成熟の時期(グロティウス、ホッブスおよびスピノーザ瞥見;プーフェンドルフ;クールティル・ド・サンドラ;ルッセ;フリードリッヒ大王)
第3編 近代ドイツにおけるマキアヴェリズム、理想主義および歴史主義(ヘーゲル;フィヒテ;ランケ;トライチュケ;回顧と現代)

著者等紹介

マイネッケ[マイネッケ] [Meinecke,Friedrich]
1862‐1954。ドイツのザルツヴェーデルに生れる。歴史学者。ベルリン大学卒業後、『ボイエン元帥伝』(1、1896、2、1899)により教授資格を獲得し、1901年シュトラースブルク大学近代史教授となる。1906年フライブルク大学に移り、1914年にはベルリン大学教授になって1928年まで在職。その自由主義的思想のゆえにナチス時代は圧迫を蒙ったが、第二次大戦後1948年ベルリン自由大学の初代総長となる。1954年歿

菊盛英夫[キクモリヒデオ]
1909年生れ。1933年東京大学文学部ドイツ文学科卒業。中央大学教授、東京大学、桐朋学園大学演劇科・音楽科、慶應義塾大学大学院各講師を経て、著述業。文学博士。2001年歿

生松敬三[イキマツケイゾウ]
1928年東京に生れる。1950年東京大学文学部哲学科卒業。元中央大学教授。1984年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽん教授(非実在系)

4
国家理性という言葉には国家の存在理由と国家運用原理という二つの意味が含まれるが、特に後者が重要となる。マキャベリが見出した悪魔としての国家=国家の権力衝動の原理原則がグロティウス的な自然法主義者からの反発を呼び、現実主義的論者もその折衷案になりがちであったものが、ヘーゲル以降ドイツ観念論の歴史主義者がマキャベリと同様にそれを全面的に認めながら権力衝動と道徳律とをどう橋渡ししていくかを模索してきたという歴史を、第一次世界大戦敗北後動揺するドイツの現状を踏まえて書かれたものである。我が国には国家理性が足りない2015/06/11

飯田健雄

1
マイネッケの本は、21世紀の政治を語る上で必須文献です。2度ほど、読みました。日本の天皇制研究や近隣諸国の政治構造の研究に大きな思想的分析視角をきっと与えてくれる。

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