角川ホラー文庫
人外魔境

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041924037
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

34
砂漠や密林の果に謎の文明や生物を求めて分け入る、川口浩探検隊みたいな作品群です。手塚作品は2つ。「虎人境」はテレビ番組のためにフィリピン奥地へ虎人間を探しに、「黄色魔境」はWWII時北アフリカの砂漠地帯にあるという遺跡を求めて、いずれも欲にまみれた人間の末路を描きます。水木しげる「化木人のなぞ」はアマゾン奥地に緑色の血を持つという化木人を探しに。横山光輝「大暗黒」はアトランティスの謎を求めて北アフリカの塩の砂漠を超えていきます。2021/11/01

かずちゃん

5
小栗虫太郎と関連有るのかな?と言うことで、戦前作を読んでみたくなる一冊でした。2016/12/26

読み人知らず

3
人外魔境の短編集。手塚治虫が2つも出てくるのはさすが。砂漠の奥には魔境があると信じていいのだろうか。2013/01/15

ほわ

1
秘境の地の神秘を求めて旅をする物語の数々。水木先生の化木人の謎が面白かった。もう秘境という秘境は結構詮索されている今の世だと夢見ることが出来ないけど、人類の手に渡っていないこういう場所が何処かに隠れていたらいいのにな…と思う。2022/06/08

こっこ

1
松本零士だけ異色だったけど、一人だけ 年代も掲載誌も違うからかな? 個人的にはエロティックで一番好きだった。 手塚、水木、横山など大御所作家が 未開の地へ人ならざる者を求める冒険劇を描いてて豪華。 結末はどれもそして誰もいなくなった状態なのだが、 知らなくていい世界というのは存在するのかもしれない。2017/02/15

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