内容説明
仕事で消耗し、疲れている父親。核家族の風景には、父親の生活感覚が薄く、子育てに関しても存在感は希薄だ。思春期からが出番だと思っている父親は多いが、それでは遅いのだ。生まれたときから子どもと日々の生活を積み重ねていくなかでこそ、本当の「父と子」「父と母」「母と子」という関係が形成されていくのである―。子育てに不安を持つ新米のママやパパ、そしてこれから親になる人たちにエールをおくる、力強い「子育て指南書」。
目次
1 パパになった夫に教えてあげたい5つの話
2 育児が楽しく、もっとラクになる5つの話
3 夫に子育てを手伝わせるときの「5つの鉄則」
4 育児疲れにならないための4つの話
5 「パパ、ママ大好き」と言われるために
6 時代は、新しい「父性」を必要としている
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年、浜松生まれ。慶応義塾大学仏文科卒。90年、『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。子育て体験を通して得た独自の日本人論をテーマとして、文学、発言とも積極的な活動を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
4
小説家修業時代に結婚、子を得た著者が育児担当した体験を踏まえ、父親による育児が行われる意義と、楽しさなどについてつづった本。手軽に読了できる本。2016/09/01
読み人知らず
3
スズキコウジの本でこんなに読まれていないものがあったとは。確かに薄いし、内容もそんなに面白くないのかもしれないけど、俺は好きですよ。この人の教育、人生観が触れやすく描いてあるし、いいとおもう2013/02/26
Hiroki
1
図書館の電子書籍から。著者は主夫を経験し、仕事も成功した特殊なタイプに分類される方。成功したからこそ美談になるような記述もあり、全てに共感は出来ないが、「雑な子育て」は精神衛生上、大変大事♪2016/10/26
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