角川文庫<br> オランダGPの16ラップ―片山敬済の戦い

角川文庫
オランダGPの16ラップ―片山敬済の戦い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041669136
  • NDC分類 788.6
  • Cコード C0193

内容説明

オランダ北部の田舎町アッセン。この町の南に位置するVAN DRENTHE、通称アッセン・サーキットにつめかけた20万人を越す大観衆のどよめきが頂点に達した時。―1983年6月25日PM7:30。ロードレース世界グランプリ、ラウンド8、オランダGP、500ccクラス決勝のスターティング・シグナルがブルーに変わった…。現在でもバイク&GPフリークスに語りつがれる伝説のレースをここに公開。プロのレーステクニックから、GPライダーの人生まで描ききる必読の書。片山、ケニー、フレディー、そしてガードナーが甦る。

目次

パドックの動と静。
決勝の朝。
スターティング・グリッドに勇者が並んだ。
シグナルはブルーに変わった。
フレディー・スペンサーが飛び出した。
ガードナーがウンチーニに激突した。
フレディーが逃げ、片山が追走する。
フレディーの独走か?
ケニーの追撃が始まった。
ケニーが片山を抜いて2位に。
フレディーとケニーのバトルが始まった。
ケニーと片山がフレディーを抜く。
ケニーがトップを死守。
ケニーと片山が抜け出た。
片山がベスト・ラップをたたき出す。
片山、再びベスト・ラップ。
周遅れがからんで来た。
片山がタイムを落し、フレディーが追い上げる。
ケニーはトップの座が安泰だと考え始めた。
0.19秒差のチェッカー。
そして、片山敬済はマシーンを降りた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

washa46

0
一陣の風が吹き抜けて… いつしか…ワタシはアッセンのパドックに立っていました… 臨場感に胸が高鳴る…世界GPへの憧憬… 1983年オランダGPにおける片山敬済選手の戦いに焦点を当てた実況作品です… ガードナーとウンチーニの有名な接触事故もありました… 著者らしい緻密な取材を元にコースの状況、ライダーの動き、心理状態などが描かれており、動画なら一瞬で過ぎてしまうので解らない事も詳細に伝えてくれます… レース観戦のように楽しめました…2020/07/07

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