感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
5
危機に高杉晋作の国際感覚は素晴らしい。革命時には使命をもったキーパーソンが生まれるという奈良本説。岩倉具視の雌伏五年は王政復古後の政治をどうするか、研究の貴重な期間でもあった。倒幕に燃える薩摩も構想がなければ大勢のムードとならない。司馬遼太郎は『花神』で大村益次郎を推すが、『峠』の河井継之助も近代軍隊創設者。近代国家とは徴税と軍隊。西郷びいきの海音寺は「彼が朝鮮に行って大院君に会っていたなら、開国を納得させることもできたでしょう」と言う、してみると『征韓論』は唯一の活路であったか?民度が低いから無理だろう2014/03/15
佐藤一臣
0
日本史探訪シリーズは歴史学者や歴史小説家らが対話形式で話を進めていくので非常に読みやすい。 日本史に登場してくる有名な人の生い立ちや思想や動きを知るのにもってこいです。 この幕末維新の英傑たちでは、特に西郷隆盛の人となりが面白い。 征韓論とはなんだったのか?西郷さんは若い時に自殺していて幽閉もされているなんて知らなかった。2015/06/10
夢仙人
0
歴史上の人物がいろいろ出てきた。見方が少し通常と異なり面白かった。2013/05/02