内容説明
季節はずれの別荘で、ひとり男を待つ女。何者かが彼女に忍び寄る。孤独、不安、男への疑い、人生への後悔。彼女を追いつめ、つき動かしたものは何か?拭い去る事のできない凌辱の記憶。抑えきれない欲望。殺意へかわるほどの怒り。すべての女の心に潜んでいるもの…。恐れと狂気の狭間の闇を鋭くえぐる六つの物語。連作小説集。
目次
別荘の夜
レイプ
海から来た女
ベッド
殺人鬼
ルージュ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
30
最後の話は自業自得だと思う。2019/04/12
kikuchista
24
ホラーが読みたくて読んだ。さっくりと読める短編集。2017/05/28
読み人知らず
3
霊的というより人が怖いね。さすがドラマの脚本家。2015/05/11
あ~ち
3
一人で色んなことを考えていると、とんでもないところまで妄想が進んでしまう。そんな恐さ。さっくり読める短編集だったかな。2010/02/25
ジャッカル佐崎
2
副題通りの「恐怖をもたらす女」がテーマの短編集。暇つぶしにはちょうどいい程度の小品揃いで、悪くない作品もあるのだがイマイチなものはイマイチ。ホラー要素も薄く、サクサク読めてしまう一方で少々物足りないと言うのが正直な感想。表題作「ルージュ」なんてスカッとジャパン話というか、ほとんどコントである。ごく普通の主婦として日々を過ごす殺人鬼の日常を淡々と描く「殺人鬼」のような話の方が自分の好みだった。2023/06/09
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