うたかたの娘

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041166215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。


【目次】

1.あぶくの娘
2.にんぎょにんぎょう
3.へしむれる
4.鏡の穴

内容説明

目の前にいるのは本物の魔だ。恐ろしいのは、そう思っているのに抗いがたい魅力を感じていることだ。道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に何かの血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと―。圧倒的な美しさ。それは人生の救いか、破滅を呼ぶ呪いか。第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞大賞受賞作。

著者等紹介

綿原芹[ワタハラセリ]
福井県出身。2025年「うたかたの娘」で第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈カクヨム賞〉をダブル受賞。本書がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポチ

26
横溝正史ミステリ&ホラー大賞大賞受賞作品。2023年に大賞を取った『をんごく』が良かったのでこの賞の作品に期待したが、ミステリとホラー感が薄くあまり響かなかった。もう一味濃い方が好みでした。2025/10/24

ほたる

11
面白くて夢中になって読んだ。やけに美しい人に惹きつけられる。あの人は人魚なのではないか。容貌の美醜というテーマを繊細にも物語に上手く落とし込んでいて、不思議と読み進められてしまう。それぞれの話での異なる描き方によって、人魚への恐怖感は読み進むほどに高まる。2025/10/04

にころ

9
★★★☆☆星3【人魚】 第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞、デビュー作。ホラー感はそんなに強くないが多少あり。あぶくの娘は高校生のルッキズムや恋、にんぎょにんぎょうは会社のパワハラ、へしむれるは水族館の異変、そして鏡の穴は過去ネタバラシ。人間を圧倒的な美貌で惑わせ、自分の血肉を食べさせることでその人の体を乗っ取ることで永遠の若さと命を得る人魚。2025/10/19

あずき

7
読んでいて改めて人魚伝説を想像すると実際に何百年も存在していたら怖いけれど興味深いなあと連想。4話からなる連作短編は其々違った視点で絶世なる美女に関わってしまった人々の怪異が渦巻く世界が描かれてどうなるのかと興味深く読了。2025/10/07

slice

5
かなり微妙な作品だ。選評を見れば分かるように、審査員側の反応も微妙だったので、あまり期待せず読んだのだが、読後に「これが横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作か……」とため息が出てしまった。悪い点をあげ始めればキリがない。まず文体が作品の目指す方向性と食い違っていてノリにくいし、物語もつまらなく、怖くなければミステリでもない(最近の横溝正史はホラー寄りだが、にしてもだろう)。既視感が強く、メッセージ性も薄く、面白くない。この内容で2000円近い金を取られるのだから、新人賞への警戒心はより増すばかりである。2025/10/07

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