内容説明
90言語で世界一周!英語、仏語からサーミ語、ゾンカ語まで。
目次
アイスランド語
アイヌ語
アイルランド語
アゼルバイジャン語
アフリカーンス語
アムハラ語
アラビア語
アルバニア語
アルメニア語
イタリア語〔ほか〕
著者等紹介
黒田龍之助[クロダリュウノスケ]
1964年東京都生まれ。上智大学卒業。東京大学大学院修了。東京工業大学助教授、明治大学助教授などを経て、現在はフリーランス語学教師。専攻は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
288
全部で90もの言語を俎上に乗せる。中には「名称がおもしろいだけでノミネートしてしまった言語なので、何の知識もない」というベルベル語などというのもあるが、ほとんどは、その言語をもとにショートエッセイが書けるほどの知識と関心とに裏打ちされている。そうなのだ。外国語に対して、難しいとか、やっかいだといった姿勢で向かい合うのではなく、著者はひたすらに「面白い」と感じているのだ。それは畢竟は異文化への、そしてそこに生きる人間への尽きることのない好奇心に他ならない。したがってエッセイとして読んでも、すこぶる面白い。2015/05/11
けんとまん1007
43
世界には数多くの言語があり、話し手がほんの僅かしかいないものもあると、以前、読んだ。それで言語に興味を持ち、この本に遭遇。言語は、文化と歴史の結果であり、現在進行形のものでもある。それにしても、文字という表現だけでなく、一つの生き物でもあるなと思った。2018/08/23
メタボン
35
☆☆☆★ 「世界の言語」と言っても、構える必要はなく気軽に読めるエッセイ。基本的に自分は語学に苦手意識があり、外国語を習得できる人は単純に尊敬してしまう。誰にも憧れの言語があると思うが、私はフランス語。フランス語の詩、例えばランボーやボードレール、ヴェルレーヌなど、原文で読めればいいなあと思うものの、実際にはなかなか語学学習に取り掛からないものだ。2016/05/10
yumiko
35
フリーランス語学教師!?黒田龍之助の楽しい語学エッセイ。3000とも5000とも言われる世界の言語。その中から90言語を選び、黒田さんが縦横無尽に語る、語る(^^)彼の著書を読んでいて気持ちが良いのは、言語に向けられている好奇心と愛情に、微塵も分け隔てがないから。少数話者の言語は多数話者のそれに数では負けてしまうけど、決して劣っているわけではないのだなあと当たり前のことを思う。世界の広さと多様性、それをきちんと認めることができたら、世の中争いも減るのだろうに。2015/04/25
ユウユウ
28
読んだけど登録忘れてました。これだけあっても世界の言語のほんの一部ということが驚きです。2019/03/27
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