出版社内容情報
栃木県猜ヶ宇郡猪狩村。不毛の土地と呼ばれる場所だったが、大地震後に巨大な土の塊が山中に出現した。人の顔に酷似したその様相から「人面塚」と名付けられ、マスコミが現場に殺到し一躍有名となる。さらに隣村では古代の地磁気の逆転の痕跡が発見され――。立て続けに発見された地球の常識を変える二大現象を紐解くため、文科省タスクフォースのヒラ事務官・水鏡瑞希が挑む。
内容説明
栃木県北部、猪狩村。人の住まない不毛地帯の山肌に、巨大な人面が出現した。地震により発生した隆起は「人面塚」と呼ばれ、一躍注目を浴びることになる。さらに、隣接する地域で地磁気逆転をしめす鉱石が発見された。地球の歴史を大きく変えるこの事象を調査するため、瑞希は文科省タスクフォースの同僚・廣瀬と現地へと向かった。官僚、地域住民、科学者のプライドが激突し混乱を極める中、瑞希がたどり着いた真実とは―?
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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