出版社内容情報
史上最悪のテロリスト優莉匡太。結衣たち子供をも巻き込み、国家に反逆の意を示す危険すぎる男は、どうやってその巨大な帝国を築き上げてきたのか。ベールに包まれていた経歴、半グレ同盟の成り立ち、美咲や友里との出会い、そして彼が”幽霊”となった死刑執行日の裏側。予想外の事実の連続に、物語は過激さを増して最終決戦に向かう!
四姉妹の最凶にして最強の敵。諸悪の根源、匡太の異端さを鋭利に描く、衝撃のスピンオフ!
内容説明
史上最悪のテロリスト優莉匡太。結衣たち子供をも巻き込み、国家に反逆の意を示す危険すぎる男は、どうやってその巨大な帝国を築き上げてきたのか。ベールに包まれていた経歴、半グレ同盟の成り立ち、美咲や友里との出会い、そして彼が“幽霊”となった死刑執行日の裏側。予想外の事実の連続に、物語は過激さを増して最終決数に向かう!四姉妹の最凶にして最強の敵。諸悪の根源、匡太の異端さを鋭利に描く、衝撃のスピンオフ!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大薮春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
338
どうやら他シリーズを読んでいれば何倍も楽しめたらしい。とはいえ、読んでいなくてもじゅうぶんに面白く、匡太の人外なスケール感はバッチリ表現されている。とにかく最初から強いし頭が回りすぎるので、生い立ちなどを見せず、徹頭徹尾、最強最悪のモンスターとしての描き方に違和感覚える読者もいるかもしれない。終いにはセックスで女性をイチコロにできるという特殊能力まで持ち合わせており、中盤は安っぽい官能小説みたいな場面も頻出する。こうなるとJKシリーズも気になってしまい、読み始めるべきか非常に悩ましいところ。2025/01/29
starbro
147
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』 今回は優莉 匡太のスピンオフ、優莉 匡太の作られ方の巻でした。天下の極悪人、ダークヒーロー、優莉 匡太が、八王子のレンタルビデオ屋からスタートしていたとは思いませんでした(笑) 第23巻が、待ち遠しい今日この頃です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000636/ 【読メエロ部】2025/02/27
☆よいこ
93
高校事変スピンオフ。俺TUEEEee物語。優莉結衣sideファンからするとかなり胸糞なんやねん▽大学での出会いからの戸籍乗っ取り、半グレ集結、母親たちを篭絡。死刑執行直前逃亡と1巻「高校事変」の舞台裏まで▽これっぽっちも同意同情できませんが、唯一JKの正体だけは目を剥きましたわ。そこかぁそこでつなげてくるか。最終巻では、けちょんけちょんにやられて欲しいっす。2025.12025/05/07
H!deking
74
今回の劃編は優莉家のお父さん、匡太のお話ですね。匡太が不良の世界でどうのし上がってきたのかが駆け足で描かれています。からの、ラストはびっくり。JKとそこで繋がるんですね。気になる方はぜひ!千里眼シリーズ、冊数多くて躊躇してたけどやっぱり読むしかないかなー。2025/01/29
ででんでん
54
少しだけ読んだことのある高校事変の優莉結衣たちを生み出した匡太の物語。理解はできないので、シリーズを追いかけようとは思わないが、ぐいぐい読めて移動のお供に重宝した。2025/04/26