出版社内容情報
江戸の札差業界を大きく揺るがす“棄捐令”が発布された。侍たちの6年前までの借金が帳消しになり、利息も大きく下がるという。貸した金が消えることで閉店に追い込まれる札差が相次ぐ中、弐吉の機転で貸金を整理していた笠倉屋は少ない損失で持ちこたえていた。しかし、大口金主から出資を断る書状が届き、またもや店の存続が困難に――。
未曾有の危機を乗り越えろ! 商人としての真価が問われるシリーズ第5巻!
内容説明
江戸の札差業界を大きく揺るがす“棄捐令”が発布された。侍たちの6年前までの借金が帳消しになり、利息も大きく下がるという。貸した金が消えることで閉店に追い込まれる札差が相次ぐ中、弐吉の機転で貸金を整理していた笠倉屋は少ない損失で持ちこたえていた。しかし、大口金主から出資を断る書状が届き、またもや店の存続が困難に―。未曾有の危機を乗り越えろ!商人としての真価が問われるシリーズ第5巻。
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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