出版社内容情報
なつやすみ、ケンジがこぎつねと迷い込んだのは
妖怪の里でした
人気イラストレーター・吉田誠治、初の描きおろし絵本!!
夏休み、少年ケンジはとある神社でこぎつねと出会い、
一緒に「なくしもの」を探す小さな旅にでます。
曲り家、柳翁宿、卯子酉神社、デンデラ野、マヨヒガ、続石……
立体間取りイラストでたどる遠野の里と、深い森や小川の神秘的な風景。
座敷童やカッパ、天狗、幻の白い鹿、オシラサマ、かまど神など、遠野を代表する妖怪たちが絵の中に隠れていて、それを探す楽しみも満載。
はたして、こぎつねの「なくしもの」は見つかるのでしょうか……?
読んであげるなら 4歳から
自分で読むなら 小学校低学年から
【目次】
内容説明
なつやすみ、ケンジがこぎつねとまよいこんだのは、妖怪の里でした。吉田誠治、待望の初絵本!
著者等紹介
吉田誠治[ヨシダセイジ]
イラストレーター。PCゲームメーカー勤務を経て2003年からフリー。背景スタッフとして多数のゲーム作品に参加するほか、書籍の装画なども手掛ける。『ものがたりの家―吉田誠治 美術設定集―』(パイ・インターナショナル)は権威あるアメリカの児童文学翻訳賞「バチェルダー賞」を受賞。京都芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
131
吉田 誠治、初の描きおろし絵本です。遠野物語、妖怪絵本、きつねが可愛いせいか、あまりおどろおどろしさがありません🦊🦊🦊 https://www.genkosha.co.jp/book/b10143589.html2025/10/10
Alm1111
7
『遠野物語』をベースにした絵本。建築雑誌や『ものがたりの家』などで知られるイラストレーター吉田誠治が手がけた絵本で、さすが随所に遠野の民家の立体間取りが描かれていてワクワクさせられる。建物が上手い人、自然物を描ける人、人物が得意な人はいるが、全てをこなせる人は多くない。彼の丁寧な絵柄や確かな設計力に加え、随所に遊び心があふれている。おすすめ!2025/10/16
たくさん
3
いきなり主人公がキツネの手を握るのでエキノコックス(?)の心配をしてしまう。遠野というのはビジュアルよりも言葉にシンパシーを感じやすくなっていて、実際の景色ではない自分の想いの景色というか雰囲気になりがち。(行ってみたらいいのかもしれないけど)吉田氏の緻密な家の描き方や神社や森や田畑の雰囲気が陽の光と地面の土のにおいや水の音なんかまで想像させるような心地よさがこの世界に入っていきたいなと思わされる質感のいい絵本です。上質な絵本です。2025/09/21
たけとり
1
図書館本。可愛くて、色彩のタッチも好みだった。遠野は行ったことがあるので土地勘があるのだけど(巻末に登場した場所を記した地図もある)、小学生が1日で回れる距離じゃないぞ…w そういや作者と舞台を回るツアーがあるみたいだけど、続岩周辺にクマが出たらしいし、大丈夫なんだろうか…。2025/10/28
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- 和書
- 闇からの逃避行 〈上〉




