出版社内容情報
記憶、直感、恋……「脳」のシステムに迫る!
人に恋をさせるホルモンとは? なぜ「顔は覚えているけど名前がでない」のか?――最新情報と共に「意識」と「脳」のシステムに迫る!
人間は鏡を見ながら身づくろいをするけれど、鏡を見ながら毛づくろいをする動物はいない。なぜ、人間だけが「他人の目」を気にするのだろうか?
▼本書は、自覚や認識、理解から記憶、思考まで、人間が持つ多様な「意識」のメカニズムを、最先端の認知科学研究に携わる著者が平易に解説する。脳のしくみとはたらきを明らかにするとともに、これまで「意識」しなかった行動や心理について、日常の具体例を挙げて科学的に分析した画期的な一冊。
▼「-(ハイフン)をとると電話番号が覚えづらくなるのは、脳の“短期記憶”の容量オーバーが原因」「女性のほうが口が達者なのは、左右の脳機能をバランスよく使いこなしているから」「男性ホルモンが少なめの男性がモテる!」「日本人が保守的で、アメリカ人が大胆なワケ」「なぜ、夫の浮気は妻にバレるのか?」……など、科学が苦手な人にも興味津々の話題を満載。心のコントロールにもきっと役立つ!
▼文庫書き下ろし。
●第1章 あなたの意識はどこにあるのか
●第2章 かくも不確かな記憶を探る
●第3章 恋する心に何が起きているのか
●第4章 あなたの操る「脳」の謎に迫る
●第5章 もっと深く自分を識るために
●第6章 人に秘められた「直感」の正体
内容説明
なぜ「‐」をとると電話番号が覚えられなくなるのか?女性のほうが「口が達者」、その理由とは?「自信のなさ」がヒラメキの邪魔をする?―本書は、認識、理解から記憶、思考まで、人間が持つ多様な意識のメカニズムを、最先端の認知科学研究に携わる著者が平易に解説。これまで“意識”しなかった行動や心理について、日常の具体例を挙げて科学的に分析した画期的な一冊。
目次
第1章 あなたの意識はどこにあるのか
第2章 かくも不確かな記憶を探る
第3章 恋する心に何が起きているのか
第4章 あなたを操る「脳」の謎に迫る
第5章 もっと深く自分を識るために
第6章 人に秘められた「直感」の正体
著者等紹介
匠英一[タクミエイイチ]
1955年、和歌山県生まれ。東京大学大学院教育学研究科を経て、東京大学医学部研究生修了。90年、(株)認知科学研究所を設立、教育や経営心理のコンサルタント業務を展開
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