出版社内容情報
なぜ働かないといけない? どんなふうに働く? 困ったとき誰に相談すればいい?
全社会人、そしてこれからキャリアを考え始める中・高・大学生に必要な「労働に関する知識」。本書では、労働の歴史から、日本での働き方の特徴、会社やキャリアの選び方、そして、実際に働くときの味方になる法律や制度まで、網羅して解説します。
本書では、「働くこと」に妙に詳しい年齢不詳の伊達に、高校生のさくらと悠太、大学生の真由、社会人2年目の宇野が質問し、教えてもらうというストーリーの流れに沿って展開します。
読み終えたときに「働くことの全体像」がわかり、「自分なりの労働観」を醸成することができる――学校も会社も教えてくれない、現代を生き抜くための必須知識がこの1冊で手に入ります。
【目次】
はじめに 「働くこと」をめぐって
第1章 そもそも「働く」ってなに?――働くことの【意味・歴史】
第2章 日本の「働き方」の特徴は?――働くことの【環境・制度】
第3章 実際に働き始めるとどうなる?――働くことの【選択・展開】
第4章 困ったときに頼りになるルールは?――働くときの【武器・知識】
おわりに 働くことの「未来」を考えてみよう
内容説明
学校も会社も教えてくれない。労働法研究の第一人者がやさしく解説する、全社会人&学生・生徒の必須教養。「働く」ってなんだろう―その疑問にズバリ答えます。「自分の働き方」を選ぶためにも押さえるべきこと、この1冊にまとめました。
目次
第1章 そもそも「働く」ってなに?―働くことの“意味・歴史”(「罰」としての「労働」―古代ギリシャからローマ帝国・ヨーロッパ中世;「美徳」としての「労働」―宗教改革から産業革命、近代資本主義 ほか)
第2章 日本の「働き方」の特徴は?―働くことの“環境・制度”(「日本的」なシステム―日本的市場システムと日本的雇用システム;終身雇用(長期雇用慣行) ほか)
第3章 実際に働き始めるとどうなる?―働くことの“選択・展開”(アルバイトをする;インターンシップに行く ほか)
第4章 困ったときに頼りになるルールは?―働くときの“武器・知識”(法を知る―強行法規、労働協約、就業規則、労働契約;法によって守られる―「労働者」概念と「使用者」概念 ほか)
著者等紹介
水町勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
1967年佐賀県生まれ。90年東京大学法学部卒業。東北大学法学部助教授、パリ西大学客員教授、ニューヨーク大学ロースクール客員研究員、東京大学社会科学研究所教授などを経て、2024年度より早稲田大学法学学術院・法学部教授。専門は労働法学。働き方改革実現会議議員、新しい資本主義実現会議三位一体労働市場改革分科会委員、規制改革推進会議働き方・人への投資ワーキング・グループ専門委員、労働基準関係法制研究会参集者等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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