角川ホラー文庫<br> 慄く―最恐の書き下ろしアンソロジー

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角川ホラー文庫
慄く―最恐の書き下ろしアンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041140789
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは? 背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある!

有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」
北沢陶「お家さん」
背筋「窓から出すヮ」
櫛木理宇「追われる男」
貴志祐介「猫のいる風景」
恩田陸「車窓」

内容説明

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは?背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある!

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年大阪府生まれ。89年『月光ゲームYの悲劇’88』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)、18年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞、22年第26回日本ミステリー文学大賞を受賞

北沢陶[キタザワトウ]
大阪府出身。イギリス・ニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。2023年、「をんごく」で第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞(大賞)(読者賞)(カクヨム賞)をトリプル受賞し、デビュー。しっとりとした文章で読者を異界に誘い込む、最新鋭のホラー作家

背筋[セスジ]
Web小説サイト「カクヨム」に投稿した『近幾地方のある場所について』が話題を呼び、2023年同作の書籍版でデビュー

櫛木理宇[クシキリウ]
1972年新潟県生まれ。2012年「ホーンテッド・キャンパス」で第19回日本ホラー小説大賞〈読者賞〉を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。時代を超え、キャラホラー好き、サイコホラー好きなど、様々なジャンルのホラーファンから愛されている

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。96年「ISOLA」が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は130万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、08年『新世界より』で第29回日本SF大賞、10年『悪の教典』で第1回山田風太郎賞を受賞

恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。92年「六番目の小夜子」でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞、06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞など著書多数。幅広いジャンルの作品を手掛けるが、濃密な息遣いで描かれるホラーは絶品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

141
シリーズ3作目ですが、このアンソロジーは既読の1冊(「堕ちる」)よりもかなり恐怖感を抱かせてくれました。北沢さんの「お家さん」が一番印象に残りました。大坂の商売をしている家が舞台ですが、大正の時代をよく描いている気がしました。背筋さんは初めてでしたがこれも楽しめました。貴志さんの作品は今まで読んだものの中では若干怖さが少ない気がしました。2025/03/10

ちょろこ

122
恐怖アンソロ第三弾の一冊。六人の作家さんが描いた恐怖の時間。どなたもさすがです。トップの有栖川さんは霧の中に閉じ込められた大学生という設定がいい。霧の向こうは恐怖か否かはもちろん、ミステリ感もほんのり漂っているのがやっぱりらしくて好き。恩田さんは車窓という誰もがもしかしたら体験するかもしれない、そんな目の付け所がいい。貴志さんは心理戦からのオチに怖さよりも、ざまあみろ。絶品は大阪、商売の街が舞台の北沢陶さん。大阪弁とじっとりした雰囲気、これが絶妙にマッチ。人の胸の奥の闇、終幕までのホラーの仕立て方が巧い。2025/02/27

yukaring

77
どれを読んでも面白い、豪華執筆陣によるホラーアンソロジー第3弾。特に好きなのは有栖川さんの『アイソレーテッド・サークル』北沢陶さんの「お家さん』探訪部の合宿で神隠し伝説の山を訪れた大学生達。霧に閉じ込められ1人ずつ姿を消していく恐怖。たたひとり残った愛里は…。有栖川さんらしいミステリ要素もあるホラー。大阪の和薬問屋で奉公を始めた長吉。つらい奉公中でもなぜか彼に優しい「お家さん」と呼ばれる大奥様。彼にいつも「良い子」とよびかけてくれる本当の理由とは?ラストのオチが秀逸な逸品。今回も様々な恐怖を楽しめる1冊。2025/01/30

ケイト

66
6話の恐怖体験。人って物事に何故そうなったのか?確証を求めるものらしい。特に印象に残った4話。有栖川さんの『アイソレーテッド・サークル』だ・か・ら「見るな」と言ったじゃない。北沢さんの『お家さん』和風ホラーは家の構造が怖さを助長してるのかも。これが一番好き。『猫のいる風景』貴志さん特有のグロ、この後の展開に戦慄!でもまあいいか。恩田さんの『車窓』話としては一番短かったけど、思わずゾワーとする。恩田さん、やっぱり上手いなぁ〜。2025/02/28

がらくたどん

60
北沢陶さんの大正大阪の産業革命を背景にした伝奇ホラーを読んだので北沢さんのお名前があるこちらから♪評判通り、ホラーの多様性を見せつけてやろうじゃないかという気概に溢れた熱い短編集だった。本格推理畑から「何故ここが異常なのか」を畳みかける作者・実話の中に恐怖を因数分解した解を見出そうとする作者・冒頭から「あなた」にさせられて鬼気迫る状況に読者を放り込む作者・お洒落アイテム三題噺でグロを創る作者・短いのに濃すぎる空気で瞬殺を狙う作者。北沢さんは期待通り大正船場の商家を舞台にしんなりと期を待つ笑いの怖さを描く♪2025/04/04

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