私たちは何を知らないのか―宇宙物理学の未解決問題

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私たちは何を知らないのか―宇宙物理学の未解決問題

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041136546
  • NDC分類 440.12
  • Cコード C0042

出版社内容情報

科学における最も重要な言葉の一つが「わからない」だ。わからないことがわかっている、すなわち「既知の未知」であるからこそ、探求することが可能であり、発見の可能性を持つ(「未知の未知」では探求の機会を持つことができない)。
宇宙物理学は過去500年ほどで飛躍的な進化を遂げたが、「私たちはどのように生まれたのか」などの深遠な問いにどこまで迫れたのか。世界的に有名な理論物理学者が、宇宙論の既知の未知を「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」と5つの章に分けて探求。今後数十年の科学が追うであろう内容は驚きと興奮に満ちており、私たちの思考を深め、世界の見方も一変させてくれる。
原題… The Known Unknowns: The Unsolved Mysteries of the Cosmos: A Brief Account of What We Know and What We Don't Know About the Cosmos
著者名…LAWRENCE M. KRAUSS

内容説明

私たちはこの宇宙でどのようにして誕生したのか。ニュートン以後、近代科学は飛躍的に発展し、生命や宇宙などの存在について物理法則を見出してきた。現代科学は人類の深遠な問いにどこまで迫れたのか?国際的に著名な宇宙物理学者が最新の宇宙論の成果から描き出す。

目次

1 時間(時間は根源的な存在か、幻想か;アインシュタインの類まれなる問いかけ ほか)
2 空間(宇宙の外側には何があるのか;物理学史上最大の既知の未知、ダークエネルギー ほか)
3 物質(「誰がこんなものを注文したんだ?」;仮説から発見へ ほか)
4 生命(生命とは;生命の起源となった前駆物とは ほか)
5 意識(哲学者と科学者が議論する領域;意識を定義することの困難さ ほか)

著者等紹介

クラウス,ローレンス[クラウス,ローレンス] [Krauss,Lawrence M]
1954年生まれ。宇宙物理学者。イェール大学やアリゾナ州立大学で教鞭をとる。アリゾナ州立大学にて人類の起源を探求する「オリジンズプロジェクト」を創設し率いる。2012年には全米科学審議会から「公益賞」を授与された

長尾莉紗[ナガオリサ]
早稲田大学政治経済学部卒。英語翻訳者

北川蒼[キタガワソウ]
早稲田大学法学部卒。英語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽち

11
サイエンス系の本を通読したのは初めてかもしれない、本書は(当然なのかもだけど)形而上学的側面も多分にある。宇宙物理学者の著者は「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」それぞれについての「既知の未知」を考察、実証する。特に「物質」の章は難解だったけど、解説にあるように導入部(疑問の提示)は平易な言葉で惹きつけ、そこから実証されてきた詳細を述べていく。光さえ逃れられない巨大重力(ブラックホール)の中心=特異点では空間と時間は意味を失う。2024/04/22

エジー@中小企業診断士

6
科学の最重要ワードは「わからない」である。宇宙の存在をめぐる根本的な未解決の謎を時間・空間・物質・生命・意識の章で解説。宇宙の形、ダークマター・ダークエネルギー、プランクスケール、階層性問題、物質を構成する3世代の粒子(フェルミオン)クォーク・レプトン、力(相互作用)を媒介するボソン、CP対称性の破れ、超対称性、反粒子、ディラックの海、重力・電磁気力・弱い力・強い力、大統一理論、量子力学の経路積分、波動関数、ハイゼンベルクの不確定性原理、重ね合わせ、量子もつれ、ホメオスタシス、ATP分子、ドレイク方程式…2025/01/18

Stevie G

4
こんなに分からないことがいっぱいあるということに驚きました。宇宙のことは見たり行ったりできないのでわからなくて当たり前と思っていたのですが、粒子だの力のことなどでまだまだ見つかっていないものがあって、そもそもアインシュタインやニュートンだけでは全く説明できないことがこんなにあるとは知りませんでした。このような知的な作品を高校時代に読んでいたら、間違いなく物理学の方に行ってしまったと思いますが、そうすると世界が狭くて潰しがきかない人生になったかもしれないので何とも言えないですね。これから物理勉強します。2025/05/05

Humbaba

4
多くの先人の不断の努力のおかげで、多くの未知は既知となった。しかし、ではもうわからないことがないのかと言えば決してそのようなことはない。むしろ、見える範囲が広がったことにより、さらに多くの未知なものが見つかったと言える。その未知についてしっかりとわかっていないということを理解し、何がわかって何がわからないかを知る。そのような態度こそが新しいものを切り開くために必要になる。2024/10/20

Dヨッシー

4
物理の観点から「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」について考えていく本。正直、私の学が不足しており、追いつかない部分の方が大半でした。それでも、生命・意識については思考を巡らすことができ、次の疑問につなげることができました。また、時間についても、タイムトラベルした瞬間の考察があり、勉強になりました。「生命とは何か」を読んでみようと思います。2024/08/10

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