角川ホラー文庫<br> なまなりさん

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角川ホラー文庫
なまなりさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041132173
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。

内容説明

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。婚約した矢先、彼に異様な執着を持つモデルの双子姉妹が、婚約者に嫌がらせを続け、自殺に追い込んだのだ。だが、その死を境に姉妹の周囲で奇妙な出来事が続発、新潟の実家にも災禍が及ぶ―。“なまなりさん”とは何か。伊東氏が体験した凄絶な怪異と旧家の秘密とは、禍々しい長篇実話が新装版で登場。大幅加筆した「後日談」を収録。

著者等紹介

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こら

73
退魔師でもある語り手が体験したという実話怪談。とある女性をいじめ抜き、ついには自死に追いやった美人姉妹。その周囲に徐々に異変が顕れ…という典型的な因果応報譚だが、だとしても双子姉妹周囲に降りかかる怨念が凄まじい。これでもかという様々な災禍の連続描写は長編だからこそ為せる業。また、如何にもな後日談も実話系ならではで雰囲気がいや増す。2023/03/03

ヒデキ

64
メディアファクトリー版を読んだのが、1年前で まだまだ、覚えていたが、 やはり、恐ろしいお話です。 平家の落人同士が、くっついた家の娘が、 家に伝わる秘伝を使って自分の好きな相手の婚約者に呪いをかけてしまいます。 しかし、その女性も逆に呪詛返しを仕掛けていて この一族を追い詰めていきます 日本の呪詛のパターンを見せられているようで 恐ろしいものを感じてしまいます この話を最初に読んだ時は、実話かな?と思って読んでいましたが、実話の話を誰の話か分からなくするためにかなり変えてありそうです2023/01/19

あたびー

52
作者が退魔師でもある映画プロデューサー氏から聞き取った話。彼のスタッフのカメラマン君の婚約者は、異常な執着を見せる美人双子から犯罪まがいの執拗な嫌がらせを受け自殺する。その前に彼女が仕掛けておいた呪詛は、双子の実家の来し方に連なる様々な怨みとフュージョンして強大な祟りをもたらす。怖や怖や。こういう場合はお祓いするのではなく、お祀りするのが良いんでは?とちょっと思った。2023/07/17

45
悪事を働くと自分に返ってくるの見本のようだ。いくら美人でもここまで性格悪いと絶対近づきたくないよね。 島本家は滅ぶべきして滅んだのだろうし。2022/12/23

ダケちゃん

33
タイトルに惹かれて買ったホラー。 思ってたものと違ったっていうのが正直な感想。 ちょっと前に読んだ郷内心瞳さんの「花嫁の家」に既視感🙄 実話かフィクションかはさておいて、双子のやったことは理不尽過ぎると思うし双子の実家についてはもっと掘れば業が深そう。。 実在してる方々いるとしたら無事に過ごしていて欲しい。 そしてやっぱ人にいじわるしたり呪ったりするとろくなことないんやな。。 なんにせよ著者の中山さんには怪異に対する自身の会釈や推理述べて欲しかった。 三津田先生みたいに。2023/06/12

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