出版社内容情報
アンデルセンの童話の最高傑作『人魚姫』をはじめ、アンデルセンの自伝といわれる『みにくいあひるの子』など17編を収録。(S-26)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
アンデルセン童話の最高傑作「人魚姫」を始め、「みにくいアヒルの子」など一七編を収録。小学校中級以上。
著者等紹介
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805年に生まれた。デンマークの詩人、作家。靴職人の父の死後、愛情深い母親のもとに育つ。14歳で舞台俳優を目指すが、挫折。その後、戯曲や詩集が認められ、小説『即興詩人』で、作家の地位を得る。1875年没
大塚勇三[オオツカユウゾウ]
1921年、中国東北地方で生まれた。東京大学法学部卒業。主に外国児童文学の翻訳紹介や民話の再話を手がける
オルセン,イブ・スパング[オルセン,イブスパング][Olsen,Ib Spang]
1921年に生まれた。デンマーク王立美術大学で、グラフィックアートを学ぶ。挿絵や絵本、壁画、児童劇の制作など、幅広く多彩な活躍をする。1972年、国際アンデルセン賞画家賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやび
6
2巻。知っているのは人魚姫、みにくいアヒルの子、すずの兵隊、ぐらいだけどどれも面白かった。願うようなハッピーエンドってなかなか無くて、主人公以外がけっこう冷淡だったりして、厳しい現実世界のようだ。強く生きてやる!って思う。2019/04/07
ろびん
5
イブと小さいクリスティーネ、食料品屋の小人が好きかな。2018/09/09
くろばーちゃん
3
数話読んで積んであったものを、初めから読み返した。アンデルセンの童話は、他の読み継がれている童話と比べて、ジェンダーなどの差別的な内容のものがほとんどなく、これからも読み継がれていくべき童話だと思う。しっかりものの錫の兵隊など、読み返していて、なんて切ない話なんだろうと思った。子どもの頃絵本で読んだ話は長く退屈な部分をカットしてるんだなとわかった。みにくいアヒルの子は、記憶違いをしていたのか、中盤で母親の態度が急変し、アヒルの子を追い出してしまうことに驚いた。旅の仲間は長かったけどいい話だった。2021/12/06
ダイアモンド
3
また読み返すだろうな、アンデルセン。リンドグレーンがなつかしくて、大塚勇三の文章は身にしみる。2014/03/31
lemon tea
3
知らない話が沢山あって面白かったです。大人が読んでも充分楽しめる内容と文章だと思いました。(訳も良いのでしょうが・・・)オルセンの絵が美しくて気に入りました。2012/02/25