出版社内容情報
時代は血なまぐさい戦乱の世に突入した。将軍家に連なる名門・今川家は、家督争いによって二つに分裂する。一方、この内紛に目をつけた隣国の上杉定正は、名将・太田道灌を送り込むことで介入を目論んだ。道中、道灌は宿泊した寺院で、「宗瑞」を名乗る眼光鋭い青年僧と邂逅する。二人の運命的な出会いが、歴史を動かそうとしていた……。周囲の人々の眼を通して戦国の風雲児・北条早雲の生涯を描いた、疾風怒濤の歴史小説。
内容説明
時代は血なまぐさい戦乱の世に突入した。将軍家に連なる名門・今川家は、家督争いによって2つに分裂する。一方、この内紛に目をつけた隣国の上杉定正は、名将・太田道潅を送り込むことで介入を目論んだ。道中、道潅は宿泊した寺院で、「宗瑞」を名乗る眼光鋭い青年僧と邂逅する。2人の運命的な出会いが、歴史を動かそうとしていた…。周囲の人々の眼を通して戦国の風雲児・北条早雲の生涯を描いた、疾風怒涛の歴史小説。
著者等紹介
伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。2007年『武田家滅亡』(角川書店)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』(光文社)で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』(講談社)で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で本屋が選ぶ時代小説大賞2011を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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金吾
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