出版社内容情報
慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていく――。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
内容説明
慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凛香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉が本性を露わにしていく―。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
377
著者の他シリーズを読んでいないので、熱烈なファンほどには満足度が上がらなかった。冒頭から日本が半グレに牛耳られており、『探偵の探偵』とのクロスオーバーから、北朝鮮から戦闘力爆発上がりの結衣が帰国。ラストは原爆を使った自爆テロと、かなり破天荒な領域まで来てしまった。それ自体は別に良いのだが、今回は、次々に迫るピンチの切り抜け方が雑というか、まったく説得力を感じないのが問題。ウェイ兄弟は存在そのものがギャグで終わってしまった。いくら何でもあの状態から、あんなやり方で助かるのは都合良すぎる。2021/10/09
starbro
281
【★高校事変 完読プロジェクト】JK青春ハードボイルド『高校事変』の第11弾です。緊急事態庁恐るべし、ここまでスケールが大きくなるとは思いませんでした(笑) 愈々クライマックス?、来春のⅫ巻が大変楽しみです。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/2021/10/30
ひさか
130
2021年9月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ11作目。架祷斗と結衣の兄弟対決が日本中を巻き込む話になって行く冗談のような展開が面白い。不死身の結衣が楽しい。まだ続くとは予想外です。2021/12/17
スエ
116
き、きたっ❢ 冒頭は再び、ホンジュラスでデンジャラス。プライベートはデンジャラス(ドキドキッ!) 早速エマージェンシー!結衣(なみだの)操の危機か?!いや、結衣はちょっとやそっとじゃくずれ〜ない♪はずっ!「人殺しはふたりの共通項」物騒なワード飛び交う、母娘喧嘩は肉斬り包丁。姉妹喧嘩はアサルトライフルにお手製手榴弾!!……正気の沙汰とは思えない(ざわざわ) 命はひとつよ?ふたつもみっつもありゃしないのよ?!そこんとこヨロシク(永ちゃん)と、思わず突っ込みたくなった所で戦いは世界規模へ!おいてかないで〜!!2021/10/11
ゴンゾウ@新潮部
111
昨今の政治の腐敗をみていると総理と架禱斗の裏取引も絵空事ではないと思ってしまいます。それにしても核戦争まで出てくるとこの先どう収束していくのだろう。この先結衣がどう戦っていくのか興味がそそります。2024/04/01
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