角川文庫<br> 向島・箱屋の新吉―新章〈1〉箱屋の使命

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角川文庫
向島・箱屋の新吉―新章〈1〉箱屋の使命

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041114230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「桔梗屋」の人気芸者・お葉に付き添う箱屋の新吉は、彼女とともに「生駒屋」の座敷へやってきた。そこでは勘定奉行の笠木をもてなすためだ。だが、その宴席で、新吉は笠木を狙う影を目撃してしまう──。

内容説明

向島で唯一の芸者・お葉の世話をする箱屋の新吉は、彼女と共に『生駒屋』の寮を訪れた。お葉は、勘定奉行の笠木嘉門を招く座敷に呼ばれていたのだ。そんななか、新吉は寮の庭先に潜む、不審な人物を見つけるが…。一方、定町廻り同心の梶井扇太郎は、稲荷裏に埋められていた冬吉の事件を追っていた。疑わしい人物ばかりで確証を掴めない扇太郎の前に、新吉が現れ―。新吉は、果たして二つの異なる事件を解決できるのか。

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

57
新吉の過去に(新吉の中で)決着がついたので新章スタート。お葉は葉桜芸者しかいない向島でたった一人許された若い芸者だが、妹分のお琴も芸者デビューできそうなくらい色っぽく美しくなってきていることに気をもむ新吉。お琴が会っているらしい男は誰なのかというような謎も気になる。2021/08/31

やま

52
江戸は向島の芸者屋「桔梗屋」の新吉二十九才は、ひょんなことから際立った美貌から人目を引く二十三才のお葉の箱屋をやっている。新吉は、仙北藩の近習番士であったが九年前に脱藩して侍をやめた。が、十八才のときに御前試合で一等になったときに殿から賜った国定の名刀だけは捨てることができない。此度、新吉は、幕府の勘定奉行笠木嘉門が吹き矢の毒で殺された真相を南町奉行定廻り同心の梶井扇太郎と岡っ引きの伝八と一緒に探り出します。2024/11/18

デジ姫

10
パズルをしているような複雑な事件だった。ここまでくれば推理小説だ。2021/09/25

陽ちゃん

4
新章に突入しても、相変わらずきな臭い事件に巻き込まれる新吉。まだまだゆっくりできなさそうですね。色気づいてきたお葉の妹分のお琴と彼女に関わっているらしい男も気になります。2021/12/01

だいゆー

3
(^^2021/09/05

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